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音楽アプリ「Endel」がアルゴリズムとして初めてワーナーミュージックと契約する
ベルリン発の音楽アプリ「Endel」がワーナーミュージックと契約した事が明らかとなった。
「Endel」とは「快眠・リラックス・集中を助ける、あなただけにパーソナライズされたサウンド環境を提供」するアプリだ。体内時計のリズム、ペンタトニック音階、そしてサウンドマスキングをベースにアルゴリズムが組まれ、生成する音は、時間、天気、心拍数、場所など様々なインプットをもとに最適化されているそうだ。
今年すでに『sleep soundscapes(睡眠音楽)』という5枚のアルバムがリリースされており、それぞれ「Clear Night(晴れた夜)」、「Rainy Night(雨の夜)」、「Cloudy Afternoon(曇った午後)」、「Cloudy Night(曇った夜)」、「Foggy Morning(霧の朝)」という天気によって区分された音楽が用意されている。また、今年中にさらに15枚のアルバムがリリースされる事が発表されている。
「Endel」は日本のAvexやMajor LazerのメンバーJillionaireなどAlexa Fundから出資を受けており、すでにAlexaにも搭載される事が決定している。世界中から期待されているこの「Endel」が、ワーナーミュージックとの契約によってどんな発展を生み出すのか注目が集まる。