【プレゼント】戦争状態が日常のパレスチナを生きる13人の女性を描いた映画『ガザの美容室』の試写会に5組10名様をご招待
パレスチナのガザ地区で生まれ育った双子の映画監督タルザン&アラブ・ナサールによる初の長編作品『ガザの美容室』が、6/23(土)から新宿・シネマカリテやアップリンク渋谷などで公開される。
この映画はガザにある女性客でにぎわうクリスティンが経営する美容院が舞台。離婚調停中の主婦、ヒジャブを被った信心深い女性、結婚を控えた若い娘などが集う中、通りの向こうで銃が発砲され、 美容室は戦火の中に取り残されていく。
極限状態の中、女性たちは平静を装うも、マニキュアを塗る手が震え、小さな美容室の中で諍いが始まる。すると 1 人の女性が言う。
「私たちが争ったら、外の男たちと同じじゃない」 ――
いつでも戦争をするのは男たちで、オシャレをする、メイクをする。たわいないおしゃべ りを、たわいない毎日を送る。それこそが、女性たちの抵抗の形として映画は描かれる。
監督は本作について「世界の人々は、パレスチナ人が苦しみを語ることを期待している。でも僕らは、戦争よりも暮らしを描くことが大切なんだと信じている。パ レスチナの女性は、虐げられているかのように、外の世界のことは何も知らないかのように思われ描かれる。だけど彼女たちは戦争中だって常に人生を選択している。僕らは、そんな人々の暮らしを映画にしたかったんだ。死ではなく人生を描きたい。ガザ侵攻で人々が殺されている時に、僕らが負った責務は、彼らの人生を語ることだった」とコメントしている。
戦争状態という日常を生きる女性たちを美容院というワンシチュエーションで描いた同作の、先行試写会にFNMNL5組10名様を招待する。6/11(月)にアップリンク渋谷で開催されるこの試写会では愛、ジェンダー、個人史と社会をテーマに活動するアーティストのUMMMI.と、『辺境のフォークロア』『混血列島論』などの著書がある批評家の金子遊によるトークショーも開催される。
応募方法はこちら。
1.FNMNLのTwitterアカウントをフォローし下記の投稿をRT(応募締め切りは6/2(土))
【プレゼント】戦争状態が日常のパレスチナを生きる13人の女性を描いた映画『ガザの美容室』の6/11(月)にアップリンク渋谷で開催される試写会に5組10名様をご招待 FNMNLのアカウントをフォローし、この投稿をRTで応募完了 締め切り6/2(土) https://t.co/2J9UJwWdAH
— FNMNL (@fnmnltv) 2018年5月27日
2. FNMNLのTwitterアカウントから当選者の方のみにDMで連絡します (送信後48時間以内に返信がない場合は辞退とさせていただきますのででご了承ください)
3. 代表者の氏名・メールアドレス・住所・電話番号をDMでご返信ください。
4. お送りいただいた住所に試写ハガキを発送させていただきます。
映画と試写会の詳細はこちら。
Info
ガザの美容室
◆ トークイベント付き一般先行試写会 概要 ◆(上映時間 84 分)
【日時】2018/6/11(月) 19:45 開場/20:00 開映
★上映後トークイベントがあります
ゲスト:UMMMI.さん(アーティスト/映像作家)、金子遊さん(批評家/映像作家)
【会場】 アップリンク渋谷 (東京都渋谷区宇田川町 37-18 トツネビル 1 階)
監督・脚本:タルザン&アラブ・ナサール
出演:ヒアム・アッバス、マイサ・アブドゥ・エルハディ、マナル・アワド、ダイナ・シバー、ミル ナ・サカラ、ヴィクトリア・バリツカほか
(2015/パレスチナ、フランス、カタール/84 分/アラビア語/1:2.35/5.1ch/DCP)
字幕翻訳: 松岡葉子
提供:アップリンク、シネ・ゴドー
配給・宣伝:アップリンク
2018年6月 23日(土)、アップリンク渋谷、新宿シネマカリテほか全国順次公開