【インタビュー】ISSUGI 『366247』| 言葉を大事にしなきゃ次のレベルにはいけない

ラッパー・DJ、ビートメイカーの16FLIPというソロ活動を始めMONJU、Sick Teamのメンバーとしても活動を続けるISSUGIが、自身名義としては9作目となるアルバム『366247』をリリースした。本作は親交の深いDJ SCRATCH NICEをメインプロデューサーに据え、16FLIPそしてDaworldのビートで構成。仙人掌、Mr.PUG、さらにKID FRESINOや弗猫建物のEujin KAWIとVANY、BESといった馴染みの面々の他、SPARTAや東京のヒップホップクルーであるonenessのstzといったフレッシュなゲストも参加している。

今回のインタビューではISSUGIの尽きない創作意欲やリリックに対する新たな意識についても話を訊くことができた。

取材・構成 : 和田哲郎

撮影 : 横山純

- 『366247』で自身名義のものとして9枚目のオリジナルアルバムになります。9枚というのは率直にすごいなと感じているのですが、活動を始めた時期から現在のご自身の活動のイメージはされていたのでしょうか?

ISSUGI - ありがとうございます。そうですね、昔から1年に1枚は出さないとダメだと個人的には思っていたので、自分がやっていれば自然とそういうことになるだろうなとは思ってましたね。

- なるほど。

ISSUGI - やっぱり自分はそうやってどんどん植えつけていくタイプのラッパーだと思うし、気づけばあっという間で長かったとかじゃないっす、マジ一瞬ですね(笑)。新しい作品を作るごとに表現力って少しずつ磨かれていくし、あと新しい作品出してないと存在として古くなっていってしまうので。

- しかもISSUGIさんは1年に1枚じゃなくて、1年に複数枚リリースしてるじゃないですか。複数のプロジェクトを同時進行するスタイルで制作をするということだったんですが、今作はいつ頃から準備していたんですか?

ISSUGI - 去年の12月にMONJUのEPを出して、その後にしっかり作り出したんですけど。16FLIPのビート集『Atomosphere'22』と並行してやっていたイメージがありますね。

- DJ SCRATCH NICEさんをメインのプロデューサーでというのも最初から考えていたんですか?

ISSUGI - そうですね。レコーディングが始まったのはMONJUのEPが終わってからなんですけど、SCRATCH NICEがNYにいる時からアルバム一緒に作りたいなとは思っててビートは集めてました。帰国したってタイミングもあって今しかないと思って一気に進めていった感じですね。

- 制作の方法はどういった感じで進めていったんですか?

ISSUGI - 今回に限らずなんですけど、アルバムを作るってなった時に、自分はビートから集めていきます。建物でいったら骨組みみたいな感じで今回のアルバムにはこのビートを入れようというのを8割くらいは決めておいて大体決まったらそれを1曲ずつ作っていくんです。それで完成していった頃に、あとこのビートが入ってきたらさらにヤバくなる、この曲のあとにこれを入れると纏まる、とか毎回イメージが湧いてくるのでそんな感じで完成させていく感じですね。

- 今作で最初にこのビートを使いたいなって選んだのってどの曲でしょうか

ISSUGI - 最初に4~5曲SCRATCH NICEのビートから選んで確か”April”だったと思います。あとは”from Scratch"、"G.U.R.U."とかかな。あとはSPARTAくんの入ってる"Real"とかも最初の方に選んだ気がしますね。

- 最初に選ぶ中では"April"とか"from Scratch"はバンガーなので入ってるんだろうなと思いました。ただ"Real"とかはもう少しタイプが違う曲じゃないですか。アルバムを構成する上で、バラエティは重視してるんでしょうか。

ISSUGI - そこまで意識はしてないですけど、どこかでいつも重視していると思います。バラエティというよりはまとまりですね。同じようなビート、同じようなリリックで1枚押し通すのは今自分が作りたいアルバムと多分違くて、 もう少し1曲1曲が単体でも立ってて全体になった時このアルバム良かったねっていうのが作りたかったです。SCRATCH NICEは軸がありつつ色んなタイプのビートを作れるプロデューサーなので、たくさんのビートを聴いてそこから厳選していきましたね。

- そういう中で16FLIPさんのビートや最後に入っているアウトロのDaworldさんのビートがあることで、アルバムの世界を補強していくという形になってるんですね。

ISSUGI - そうですね。SCRATCH NICEと16FLIPのビートだけだと、今までもそういう作品はあったので、新鮮味というか今までにやったことのないビートバランスを作りたくて、Daworldのビートも入れたいと思って最後に入れた感じですね。この3人でのまとまりを提示してみたかったという感じですね。"Perfect Blunts”(16FLIP)は、SCRATCH NICEから教えてもらったサンプルのネタで作ったので、SCRATCH NICEと一緒にアルバム作るときに入れようって決めてたんですよね。

- 流れについても聞きたく。例えば"Perfect Blunts"も声ネタがあって、その後の"Ethology"はイントロはその流れを受け継いだソウルフルな感じから、一転するじゃないですか。この流れとかとても気持ちいいなと思ったんですが、そういう流れは並べていく中で自然と出てきた感じですか。

ISSUGI - そこら辺は自分の癖なんだと思いますね。勿論1枚でいい流れを作りたい思っているし、自分のラップアルバムだけど、DJをやってきた視点とかも必ず入ってくるものだし自然にですね。その時の直感で決める的な。

- "Ethology"にはONENESSのstzさんが参加されていますよね。これはどのような経緯があったのでしょうか?

ISSUGI - これもかなり最近なんですけど、MONJUが12月にリリースしてから色々ライブをやってて、Contactでやったときがあって。MONJUのリハーサルの後がONENESSの番で、廊下みたいなところで聴いてたんですけど、今リハやってる人リリック良いなと思ったんですよね。本番のONENESSのライブは観れなかったんですけど、俺らも終わって適当に遊んでたらMVTENが話しかけてくれて、今まで作った音源とかをたくさん渡してくれて、車乗ってる時に聴いてみたら良いなと思って。2人ともリリック面白いし、音源に流れてる雰囲気も好きで。あとやる気を感じた。特にスキルっていう意味でグループを牽引していると思ったのがstzで。もらった音源も全部聴いたけど言葉の表現力もフロウも巧みだし、すぐ今作ってるアルバムに入って欲しいと思いましたね。それでヒデオ(仙人掌)と一緒にやってほしいって直感的に思って、リリシストって意味で共通してると思ったんで、自分とその2人でやってみたいと思ったんですよね。

- コラボレーションの組み合わせで言うと"April"はISSUGIさんにしかできない組み合わせですよね。

ISSUGI - 嬉しいですね。和田さんが言ってくれたみたいに、この組み合わせは俺じゃないとやらないだろうし、俺がやったらラップに何を求めているか伝わるんじゃないかと思いました。Eujinも佐々木(KID FRESINO)もBESもラップ上手すぎるし、フックなしで16小節ずつかますだけであがるっしょっていう感じ。こういうのがかっけえんだって言うのを聴かせたかったですね。

- みんな全然違うフロウですよね。

ISSUGI - そうですね。1人ずつ違うからパスの度に切り替わる感じがあついし、自分からしたら単純に全員のフロウのファンだから。

- 前の"G.U.R.U."はテンションも抑えめじゃないですか。これまでのISSUGIさんにはないローなテンションな気がしました。ビートに対してのアプローチは曲によって違うと思いますが、瞬間的に思いつくものもあるんですか?

ISSUGI - そうっすね。ビート聴いたらフリースタイルで4小節くらいは出てきて、そこから組み立てていくことも多いですね。俺、結構バースからやっていくんで、バースがこういうフロウだからフックはこうしたら引き立つとか、いいバランスになるとか、結構今回はそういうことをよく考えてましたね。"Perfect blunts"とかはフックのメロディーが先に出てきて、言葉を探そうかなって感じだったんですけど。

- "April"の後の"from Scratch"はビートがやばいですよね。フックでドラムが変わるところがめちゃかっこいいです。

ISSUGI - ありがとうございます。あれいいっすよね。2バース目でドラムが戻ってくるのがオレも好きです。

- SCRATCH NICEさんとは関係も長いと思うんですが、どういうビートメイカーだと思いますか?

ISSUGI - なんだろ。ビートと生活が密接してると思うので、とにかくクオリティが安定していると思いますね。いっつも作ってますもん。言い尽くされたと思うけど、勿論ソウルフルだと思うし。ループさせるメロディーや音色1つとっても、ドラム音のチョイスをとっても聴いたらSCRATCH NICEだなって分かる個性を持ってるし、ヒップホップだなって感じですね。ずっとDJをやってきてるからそれがそのままビートを作るようになったときに、DJのセンスから構築されたものを感じてて。土臭さと都会的な感覚のバランスも好きです。あと単純に自分とSCRATCH NICEの好きなメロディーラインってだいぶ近いと思ってるんですよ。だからやべえなって思うビートも多いし、琴線に触れるし波長が合うなって存在ですね。あとオレのラップに1人の時とちがう角度の温かみをくれる。

- そういう感覚は一緒に曲を作るようになってすぐ感じたんですか?

ISSUGI - 元々SCRATCH NICEのDJが好きだったし、感覚的にはオレの音源オンリーでDJ MIXしてくれた時にまず思いましたね。2010年に初めて2人で『THE MIXTAPE DOGEAR PROFILES』っていうのをフリーで出して、その時にSCRATCH NICEがDJ MIXするとなんか違う感じに良くなるっていう感覚があって。その時は、まだSCRATCH NICEがそんなにビート作っていなかったんですけど、それからISSUGI & DJ SCRATCH NICEで『WHERE OWN WONDER』っていうMIX作ったり色々やってて、LIVE DJもやってくれてて”ONE ON ONE”ていう曲を作った時くらいには充分思っていましたね。

- 実際の今作の制作期間はどれくらいだったんですか?

ISSUGI - ビートは選んでいたんですけど、リリックをしっかり書き始めたのはMONJUのEP終わってからだから1月くらいからで、完成したのは6月かな。いいペースで作れたなって感じでしたね、結構集中できていたんで。ビート集『Atomosphere ’22』を出して1ヶ月後くらいにラップアルバムも出せたらいいなっていうか、ビートとラップの2枚で連続攻撃したくて。両方やばいの出すんでよろしく!みたいな感じでやってたっすね(笑)

- でも今作のリリックでも言ってますが、ルールがない世界の中で、自分が考えているプランを常にISSUGIさんは実現させているイメージがあるんですよね。自分はすごいズボラなところがあるので、本当にすごいなと。

ISSUGI - おれもプラン通りにいかない事ばっかりですけどね。でもやっぱり自分の中でラッパーってやっていないとラッパーって言えないっていうのがあるんで。どんな時でも動き続けてる、そういう存在でいたい。色んな人にリリース量すごいですねって言ってもらえるんですけど、おれ自分でおせえぞとかいつも思ってるんで。曲を作るっていうハングリーさで、海外のラッパーに負けたくないんで。アメリカ行ったら、全然無名のやつでもとにかく曲を作って、いつでも行けるぜっていうハングリーな気持ちはマジで持ってると思うんで。だから自分もダラダラしてるときとか(笑)自分でお前遅くねって思っちゃいますね。たとえば1年あって、1曲も作らなかったヤツより2曲でも作ったヤツの方が新しい課題が見えてくると思うんですよね。やらないと変わらないし、原動力になるような達成感って人からじゃ味わえないんで。

- 本作はJ.Studioで作ったものとしては自身名義では初めての作品になりますか?

ISSUGI - 『Both Banks』とMONJUのEPとこれはほぼJ.Studioで録りましたね。あ、でも『GEMZ』もボーカルだけ、J.Studioで録ったりしていましたね。

- 拠点ができることで変わることってありますか?

ISSUGI - そうですね。音もいつでも出して良かったりするし、何人かでシェアしていて曜日も決まってるんですけど、俺は入れるチャンスがあるかぎり入ってますね(笑)。人がやってる時も「ちょっと遊びに行っていい?」っていきなり行きだすんで、俺にとっては第二の家じゃないけど、それくらい行って、常に何かを少しでも進めたいって気持ちでスタジオに行ってますね。みんなどんな仕事の人もそうだと思うけど、1日にできることってごく僅かじゃないですか。やりたいことを8個くらい考えてきても、実際1日でできるのって2個くらいなんですよね。だから、「やべえ、8個やりたかったのに2個しかできなかったから明日も行きたい」ってなる(笑)。

- その積み重ねなんですね。

ISSUGI - 結局そうなんです。1日にできることは微々たる量だから、毎日やってるって感じです。

- これだけ積み重ねているISSUGIさんが言うと説得力が違いますね。

ISSUGI - 日々思いますもん。「くそ、この作業今日終わらせたかったのにできなかった」みたいな。みんなそうだと思うんですけど。

- 少し話は変わるんですが、FNMNLも始めて6年経ったんですが、始まった当初とはヒップホップシーンも変化しているなと思うんですが、今のシーンの状況はどう感じていますか?

ISSUGI - 全然チェックできてる方じゃないと思うんですけど、日本でヒップホップを好きで聴いている人が増えていることに関してはすごくいいと思います。やっぱり聴いてくれる人が少なかったら、どんなにアーティストが増えたって結果的に大きいものにはなっていかないと思うんで。自分は自分の役割というか、やりたい事があるんでそれをこれからも全うしてく感じだと思っててそういう姿を見せれればと思います。若いアーティストからも刺激もらってるんで気になるアーティストとはリンクして一緒に曲作っていきたいですね。

- そんな中で今後のプランなどはどうでしょう。既に色々考えられているとは思うんですが。

ISSUGI - まず『366247』のライブツアーが8、9箇所あるので、SCRATCH NICEとそれをやりきりたいですね。楽しみっす。制作に関してはまずソロでデジタルで1,2曲すぐ出したいですね。

- Sick Teamのリリースもありましたし。

ISSUGI - そうですね。久々に3人で作ってまたしっくりきたっすね。いつも超人的なグルーヴです、あの2人は。5lackは”Perfect Blants”のミキシングを今回やってくれていて、あいつの入れてくれたアイディアとか色々相談しながら作れて改めて頼んで良かったなと思ってます。“真犯人”もMV込みでめちゃくちゃ気に入ってます。

- あの曲はSick Teamじゃないと出ないテンションなのかなと思いました。

ISSUGI - やっぱりBudaに5lackにおれっていうバランスがあの空気を産むんだと思います。自分にとってMONJUとSICK TEAMは違う最強だからやりがいあるし、2つに入ってることが誇りですね。MONJUもEPだけじゃなくて、アルバム作らないとダメだと思ってるから、そこまで早くやりたいなと思ってますね。

- 楽しみにしています。

ISSUGI - あと自分のインタビューってフロウとかビートが先行してリリックの内容にフォーカスが当たる事って少ないんですけど、今回リリックに関してもいつも以上に1曲ずつ1バースずつ意味があるものにしたいと思ってたんですよね。いつかは忘れたんですけど、自分が思ってるよりもリリックって聴いてる人に正しく伝わってないんだなって思った時があって。それで、より聴いてる人に伝わるような言葉っていうのを追求しましたね。この曲はこういう内容を歌ってる曲とか、こういうことを伝えたいとか、そういう部分をわかりやすくしたくて。この曲も同じ、あの曲も同じ、というのではなく1曲のテーマみたいのをしっかりさせたかったです。前にインタビューでも「16小節はクセで書けちゃうんだ」ってことを言ったことがあったんですけど、そう意味では今回はクセで書くようなことはやらないように作りたかったんですよね。

- 今回だとタイトル曲の「ヒップホップは不協和音」という部分だったり、"Ethology"の「思考はまるで粒子~」の部分など、今までより以上に言葉がスッと入ってくるなと感じていました。

ISSUGI - 有り難うございます。今までも勿論言葉を大事にしていたんですけど、もっと大事にしなくちゃ次のレベルにはいけないって思いながら作ってました。言葉の表現力とか刺さる歌詞って自分がヒップホップ聴いててカッケーってなる部分の1つなので。

- リリックの書き方を変えたのではなく、より熟考するようになったんですか?

ISSUGI - そうですね、例えばなんですけど Daichi Yamamoto君やWILYWNKA君がフィーチャリングで誘ってくれて16小節頼んでくれた時に、その16小節をできるだけ良いものに意味あるものにしたいじゃないですか。依頼されたテーマを自分なりに噛み砕いて、オレがやる意義というかそこに応えたい的な。そうすると16って短いから本当にこの言葉がベストなのかじゃないけど、もっとこのラインを表現するのにいい言葉があるんじゃないかとか、これじゃ伝わらないだろうなって思ったらもうちょっと考えてみようとか。そういうことを考えながらやり出すと、ラップするのが改めて楽しくて、自分がやりたいフロウとの兼ね合いもあるからピタッとハマったとき完成した時に上がるんですよね。

- ちなみにISSUGIさんから見て、言葉を上手く扱っているラッパーって誰だと思いますか?

ISSUGI - 身近だけど仙人掌はすごいと思いますね。どう考えても言葉を扱う才能がある。こんだけ一緒に曲をつくったりしてても、新しい16小節書いてくると毎回面白れーってなるしヴィジュアライザでもあると思います。情景が思い浮かぶ。またその言い回し使うの? って事がないし言葉が枯渇してない感じですね。語彙数もかなり豊富だからどのバースもウィットに富んでるし感情も乗ってる。今だとstzもやばいと思うし、小宮守(cockroacheee’z)、Covan君、Willow、SPARTA君、SEEDA君とかも好きですね。あと自分にとっては言葉だけじゃダメでフロウと混ざったときに、言葉が巧みだなって思わせる何かが生まれるんで。

- ありがとうございます。あとこれは個人的に訊きたかったんですがISSUGIさんは、今回だとSCRATCH NICEさんだったり、ちゃんと信頼関係がある人との中で作品を作ったり、なおかつそれが長く継続していると思うんですね。そういう関係性になる人って出会った瞬間にわかったりするものなんでしょうか。

ISSUGI - わかるときもありますね。SCRATCH NICEや5lackとかBuda君、SPARTA君は会ったときにすぐスッと仲良くなった感じがあったんで。それって結局お互いがアーティストとしてカッケーってリスペクトしあってる関係じゃないとならないと思うんで、自分ももちろん相手をリスペクトしてるし、相手が自分をどう思っているかも伝わってくるじゃないですか。俺ってよくも悪くも知らない人とノリで曲を作ったりまずしないので、まずアーティストとして作ってる曲やビートが すごいかっこいいかが重要で、かつ仲良くならないと一緒にやらない。それをずっと続けていて、自然とこういう形になったのかな。

- 前にPOP YOURSのPodcastの収録でMONJUの3人で喋っている時に、すごく長い関係性なのに、とてもいい距離感だなって思ったんですよね。腐れ縁という感じもしないというか。

ISSUGI - ありがとうございます。一番音楽やってて付き合い長いというか、皆ラップし始めた頃からの仲間なんで。パグはラップする前の中一からだし(笑)。それが今も地方とか一緒にいって飯食ってライブとかやれてるのは最高のことですよね。The LOX(Jadakiss,Styles P,Sheek louch)も同じ質問を受けていたけど、やっぱりお互いを尊重できててそれこそリスペクトがお互いにあるから続いていけるんだと思いますね。今もパグとヒデオが1番馬鹿笑いさせてきますもん。(笑)

- しかも今回ならSPARTAとかstzさんとか、新しい人もウェルカムな姿勢は見習いたいなと思いますね。

ISSUGI - やっぱり年代とかで凝り固まっていっちゃうとヒップホップの未来とかって絶対ないんで、新しい才能とか自分がやばいと感じたアーティストだったらどんどん自分はやっていきたいです。淘汰されるんだったらそこはやっぱりスキルとセンスでだと思うから。海外のヒップホップ追っていても突然変異的なものも 受け継がれるものも自分は好きなので日本もそういう両方あるシーンになっていけばいいですよね。今までたまたま知り合わなかっただけで、才能がある人は実はいっぱいいると思うので。

Info

*ISSUGI "April" feat. Eujin KAWI, KID FRESINO & BES
Stream/Download/Purchase:
https://p-vine.lnk.to/pL0Pi3

<商品情報>


アーティスト:ISSUGI
タイトル:366247
レーベル:P-VINE, Inc. / Dogear Records
仕様:CD / LP(完全限定生産) / デジタル
発売日:CD・デジタル / 2022年7月20日(水)
LP / 2022年11月16日(水)
品番:CD / PCD- 25347
LP / PLP-7876
定価:CD / 2.750円(税抜2.500円)LP / 4.378円(税抜3.980円)

https://p-vine.lnk.to/hBxqgO

<TRACKLIST>
1. Dime
   prod DJ SCRATCH NICE
 Scratch by DJ SCRATCH NICE
2. G.U.R.U. ft Mr.PUG
   prod DJ SCRATCH NICE
 Scratch by DJ SHOE
3. April ft Eujin KAWI, KID FRESINO, BES  
   prod DJ SCRATCH NICE
4. from Scratch
   prod DJ SCRATCH NICE
5. Game Changer  
   prod DJ SCRATCH NICE
6. Rare ft VANY  
   prod DJ SCRATCH NICE
 Scratch by DJ SCRATCH NICE, DJ K-FLASH
7. Real ft SPARTA  
   prod DJ SCRATCH NICE
8. Perfect blunts  
   prod 16FLIP
9. Ethology ft stz, 仙人掌  
   prod DJ SCRATCH NICE
10. 366247 
   prod DJ SCRATCH NICE
11. End roll                        
   prod Daworld

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