『サウダーヂ』の公開10周年を記念して空族の特集上映が東京と大阪で開催

田我流も出演している映画『サウダーヂ』が公開10周年を記念して、新たにデジタルリマスター版としてロードショーされている。『サウダーヂ』を制作した富田克也、相澤虎之助を中心に結成された映像制作集団「空族」の特集上映が東京と大阪で開催されることになった。

空族は1本の作品を撮影するのに、数年をかけ入念なリサーチを行い、加えて撮影する場所で出会った仲間が、スタッフになっていると思えば、いつの間にか出演者にもなっているという通常の映画制作のフォーマットから逸脱した制作を行っており、さらに全ての作品は未ソフト化のため、この特集上映も貴重な機会となっている。

『花物語バビロン』(1997年/8mm→DCP/45 分)
『バビロン 2 -THE OZAWA-』(2012 年/8mm→DCP/46 分)

今回の特集では、『サウダーヂ』(2011)の次に制作された構想10年、撮影不可能と言われたタイの日本人向けの歓楽街タニヤで撮影を敢行したタイ・ラオスオールロケの大作 バンコクナイツ(2016)、そして、その謎に満ちた作品の秘密に触れるメイキング・ドキュメンタリー映画 潜行一千里(2017)、曹洞宗青年会とタッグを組み、高僧・青山 俊董老師が出演し、本来あるべき仏教のあり方を問う、空族の現時点での最新作典座 -TENZO-(2019)、そして、中上健次、柳町光男に多大な影響を受け制作に4年を費やした富田克也監督処女作雲の上(2003)、そしてかつて東南 アジアを旅するバックパッカーであった相澤虎之助のライフワークというべきバビロンシリーズ花物語バビロン(1997)、バビロン 2 -THE OZAWA-(2012)の計6作品を上映する。

『バンコクナイツ』(2016 年/DCP/182 分)
『映画 潜行一千里』(2017 年/DCP/124 分)
『典座 -TENZO-』(2019 年/DCP/62 分)
『雲の上』(2003 年/8mm→DCP/140 分)

商業映画の制作とは一線を画し、独特の方法で撮影を続ける空族とその仲間たちの全貌に迫る特集上映となるだろう。

Info

<空族特集2021 God speed you!!!>
東京・アップリンク吉祥寺 武蔵野市吉祥寺本町1丁目5−1 パルコ地下2階
上映期間:11/26(金)~12/9(木)

大阪・第七藝術劇場、シアターセブン 大阪府大阪市淀川区十三本町1丁目7−27 サンポードシティー
上映期間:12/4(土)~終了日未定
上映作品:『雲の上』、『花物語バビロン』&『バビロン2 -THE OZAWA-』、『典座 -TENZO-』、『バンコクナイツ』、『映画 潜行一千里』
※第七藝術劇場では『サウダーヂ』の上映もあり

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