Megan Thee Stallionがグラミー賞の問題を巡り「私たちはThe Weekndが大好き」と語る

昨日行われた2021年グラミー賞の授賞式。Billie Eilishの連覇やMegan Thee Stallionの最優秀新人賞受賞など、その結果もさることながら、昨年最大のヒット作となったThe Weekndの『After Hours』が一切ノミネートされなかったことから彼が受賞式をボイコットしたことが大きな話題を呼んでいた。そんな波乱続きのグラミーだが、今回、Megan Thee StallionがThe Weekndについて語ったコメントが報じられている。

XXLによると、グラミー最優秀新人賞と最優秀ラップ楽曲賞、最優秀ラップパフォーマンス賞の3部門を受賞したMegan Thee Stallionは、TMZの取材に対し「グラミーに不正は無いよ。誰かが勝てば、誰かが負けるんだ」と、巷で噂となっているグラミー賞の票の操作を否定。一方でThe Weekndが賞をボイコットしたことについては「私たちはThe Weekndが大好きなんだ。熱狂的なファンだよ」と、サポートする意思を表明した。

The Weekndは今回の授賞式を欠席したばかりでなく、グラミー賞を運営するレコーディングアカデミーに今後自身の作品を登録しないと発表していた。

今年は最も権威ある賞である最優秀レコード賞を受賞したBillie Eilishがスピーチにて「Meganが獲るべきだった」と語ったことも大きなニュースとなっているが、このようなコメントが出ることからも、今回のグラミーが例年以上に特殊な状況であったことが分かる。

ポジティブな話題も見られる一方で問題が山積するグラミー賞が、今後その体質を変化させることはあるのだろうか。

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