AMKKによるインスタレーション『Paludarium Tachiko & Yasutoshi』が神宮前StandByにて開催

フラワーアーティストであり、オートクチュールの花屋「JARDINS des FLEURS」主宰の東信と、ボタニカル・フォトグラファー椎木俊介が中心となり花と植物の新しい価値観を追求してきたクリエイティブ集団AMKKによるインスタ レーションエキシビション『Paludarium Tachiko & Yasutoshi』が神宮前のインスタレーションスペースStandByにて開催される。

世界中に足を運び、訪れた土地よりインスピレーションを受けゲリラ的に花屋をオープンするプロジェ クト『FLOWER SHOP KIBOU』をはじめ、花と人が交わる瞬間美を切り取る写真作品群『FLOWER AND MAN』、成層圏に花や盆栽を打ち上げるドキュメント作品『EXOBIOTANICA』など、制作物に表現を止めることなく、常にそれを囲む人や空間を巻き込み、花、そして植物の潜在的壮美を浮き彫りにしるアートワークを実現してきたAMKK。

そんな彼らの表現思想は国際的にも高く評価され、ギャラリーや美術館での展示のほか、HERMESのディスプレイ植栽演出、DRIES VAN NOTENのファッションショーでの作品提供や、noir kei ninomiyaのコレクションでは生花を用いたヘッドピースやマスクの制作、fragment designとのコラボレーションなど、各国大手ブティックやブランドにも広範で起用されている。

本展示『Paludarium Tachiko & Yasutoshi』にて設置されるインスタレーション、「Paludarium」 シリーズもまた彼らの精神を濃く吹き込んだ作品のひとつ。

植物を外気から守り成長を促進させるパルダリウム(温室)を新たに解釈したこの作品群は、本来 のパルダリウムが由来する19世紀イギリス貴族の娯楽として用いられたものとはまた異なる、現代 が誇る文化やテクノロジーに沿った、そして一種の反立を含めた作品群となる。

これまでのAMKKのクリエイティブ思想と、StandByの現実から切り離されたかのような空気が交わり、よりソリッドで奥行きを持ったインスタレーションとして完成した空間となっている。

PHOTO BY SHIMIZU KEN
PHOTO BY SHIMIZU KEN

Info

AMMK「Paludarium Tachiko & Yasutoshi」

TERM : 2020年12月12日(土)〜2021年1月31日(日)

CLOSED : 毎週火曜日, 2020年12月28日(月)〜2021年1月5日(火) 

PLACE : StandBy

ADDRESS : 東京都渋谷区神宮前 5-11-1

HOURS : 10:00 - 19:00

TEL : 03-6427-5834

Instagram :
https://www.instagram.com/amkk_project/ (AMKK) https://www.instagram.com/s_tandby/ (StandBy)

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