アメリカ政治に対するメッセージを発信するFor Freedomsによるビルボードプロジェクトが原宿の新スペースStandByにて開催
10/30(金)に、新たなインスタレーションスペースStandBy(スタンドバイ)が原宿キャットストリートにオープン。オープニングとして近年のアメリカの不安定な政情に刮目し、それに対する有権者へのメッセージを多様な形で発信するアーティストコレクティヴFor Freedomsのビルボードプロジェクトを開催する。
2016年より活動を開始されたこのアーティスト集団は、現代アート界を代表するアー ティストHank Willis Thomas(ハンク・ウィリス・トーマス)やEric Gottesman(エリック・ゴット マン)らによって結成された。現在では多くのアーティストと、美術館、大学などの文化施設が参加のプロジェクトを統率するほど、アメリカ国内でも有数の大規模な組織へと進化し多くの人々に政治と文化、芸術への関心を促している。
多くのアーティストの協力のもと、パブリックアートプロジェクトを軸に展開されるFor Freedomsの作品は現在アメリカ国内に留まらず、インターナショナルなフィールドでも多くの共感を呼んでいる。
国内初となる本展示では、For Freedomsの代表的なプロジェクトのひとつビルボードプロジェクトと、かつてアメリカ奴隷制度廃止にも貢献したグループに触発され、その名を引き継ぎ活動するWide Awakesによるインスタレーションが StandByの壁面を包み込む。
さらに建物内では日系アメリカ人の Tadashi Nakamuraのショートフィルムと Wide AwakesのメンバーであるBlack Thoughtのラッパー、Tariq Luqmaan Trotterのショートフィルムも上映される。StandBy常設となるKIOSKオープンと同時に、Tシャツなどのアパレルをはじめとしたオフィシャルグッズの販売も行われる予定だ。
For Freedomsの力強いメッセージとビジュアルが、東京を代表するカルチャースポット原宿の中心より発信される、注目のエキシビジョンである。
Info
『Installation art exhibition by For Freedoms』
会期:2020 年 10 月 30 日[金]〜2020 年 11 月 29 日[日] 会場:東京都渋谷区神宮前 5-11-1 StandBy
時間:10:00 - 19:00
Instagram:https://www.instagram.com/s_tandby/?hl=ja
For Freedoms https://www.instagram.com/forfreedoms/
WIDE AWAKES https://www.instagram.com/wideawakes/?hl=ja