Thundercatが「ニートtokyo」のインタビューでKendrick Lamarの新作に参加していることを明かす

ニューアルバム『It Is What It Is』を4月にリリース予定のThundercat。先行曲“FairChance”や“Dragonball Durag”も話題となっている彼が、日本のインタビューメディア「ニートyokyo」に登場した。

『ケンドリック・ラマーとの仕事体験』と題された動画の中で、彼は「新しいアルバムでも少しやったよ」「ケンドリックは今でもそうだしこれから我々世代のクリエイティブなアーティストの希望の星になると思うよ」と、Kendrickのアップカミングな新作に参加していることを明かしている。

名盤『To Pimp A Butterfly』にも参加しているThundercatは、「彼がアーティストとして自分にすごい影響があったんだ。あの人ともっと作品を作れる時間が欲しいよ。くれるエネルギーがすごいんだ」「ケンドリックと仕事をしてる時はすごく楽しくて、毎回スタジオに行く度に彼が何を言っているのか、彼がただくしゃみをしているだけでもそれを聞きたい感じだったよ。それがどういう意味か知りたいからさ」と、彼との制作を振り返っている。

2017年のアルバム『DAMN.』に続く3年ぶりの新作を今年リリースする、という噂もあるKendrick Lamar。以前から制作が進んでいるという報道はあったが、Thundercatが参加した楽曲がどのようなものに仕上がっているか今から楽しみが膨らむばかりだ。

「ニートtokyo」ではThundercatのインタビュー動画が既に3本公開されている。盟友Flying LotusやコメディアンのZack Foxとの出会い、「ニートtokyo」では定番の「好きな銘柄」など貴重な内容が多く語られているので、ファンの方は要チェックだ。

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