スパイク・ジョーンズが手がけたBeastie Boysのドキュメンタリー『Beastie Boys Story』が4月にApple TVにて配信

“Sabotage”の70年代刑事ドラマをパロディした名作MVを監督するなど、Beastie Boysと深い関係を持つスパイク・ジョーンズ。そんな彼が手がけたBeastie Boysのドキュメンタリーが、今年4月にApple TVで配信されることが明らかになった。

Complexによると、ドキュメンタリー『Beastie Boys Story』は4月24日からAppleTV+でストリーミング配信が開始。さらに4月3日にIMAXシアターで限定上映が行われるという。

元Beastie BoysのMike DとAd-Rockは、今回の発表に合わせ「長年に渡って何度も一緒にランチを食べている友人がいる。彼らが何を注文するか分かるようなね。スパイクはそんな友人の一人だ。もしメニューが分からなくても、彼ならテーブル全体にぴったりな物を見つけられる。俺たちの本が出た時にどうしようと考えていたら、スパイクが注文をしてくれたんだ。子供たちのためにショーを開く、というね」とのメッセージを贈っている。

またジョーンズはドキュメンタリーについて「Beastie Boysには沢山の借りがある。彼らは一度俺を燃えている船から助けてくれて、別のときにはフロリダ州立大学の入学試験をカンニングするのを手伝ってくれたんだ。だから、彼らと再会して、彼ら自身の物語を語るのを手伝うのは本当に光栄だよ」と、ジョークを交えつつ喜びをあらわにしている。

長く親交を積み重ねたスパイク・ジョーンズ監督によるBeastie Boysのドキュメンタリー。両者のファンにとって必見の作品となりそうだ。

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