90年代当時のハーレムを写した内藤カツによる国内初の個展『Once in Harlem』が伊勢丹新宿店メンズ館2階にて開催
ニューヨーク在住の写真家である内藤カツの個展『Once in Harlem』が、2019年12月11日(水)より伊勢丹新宿店メンズ館2階のギャラリースペースART UPにて開催される。
内藤カツは1983年に渡米。より刺激を求めて訪れたハーレムに魅了され、1988年から約5年半の間ハーレムに居住した。恐怖や緊張感と隣合わせの生活の中で、2年ほどかけて徐々にハーレムに住む人々、そして街に受け入れられ、1990年代はじめから中頃にかけて当時のハーレムそのものを撮影した写真集『Once in Harlem』を発売している。
今回の個展では『Once in Harlem」の中から9枚の写真をセレクトし、ネガフィルムで保管されたものを現像、焼き付けした写真作品に加え、同写真集を展示販売。また、セレクト写真をシルクスクリーンプリントしたカットソーも販売される。
同じコミュニティーの中で生活を共にした内藤カツだからこそ捉えられた「当時のハーレムそのもの」を感じることが出来る特別な機会となる。
Info
各60,000円+税(11×14インチ)
※写真作品はすべて額装込み ※受注生産のため、 2020年2月中旬頃のお渡し
1964年、東京都大田区生まれ。双子座。
1983年渡米、言葉の不自由さを埋める手立てとしてカメラを手に取る。
1987年、ハーレムに居住し「ONCE IN HARLEM」の土台を築く生活を開始。
1990年ごろから、ハーレムでの撮影をスタートし、同時にNYのストリート売春夫婦の撮影もスタート。
2010年、ネペンテスNY店にて、売春婦のポートレート個展「WEST SIDE RANDEZVOUS」を開催。
2011年、80年代のNYの売春婦を撮影した「WEST SIDE RANDEZVOUS」を発刊。2018年、NYハーレムの写真集「ONCE IN HARLEM」を発刊。