Rico Nastyが駐車場にて人種差別的な攻撃を受けたことを明かす

今年のXXL Freshmanにも選出され、個性派フィメールラッパーとしての地位を確立しつつあるRico Nasty。そんな彼女が駐車場にて差別的な対応を受けたと自身のTwitterで明かしている。

昨日、Rico Nastyは自身のTwitterにて、突如このようにツイート。


彼女は「人種差別主義者は皆、“お前が私を脅したから、警察を呼ぶぞ”っていう態度でいるのが好きなのね(笑)」と綴っているが、この投稿を見た彼女のファンが「オーマイガー、差別的な攻撃を受けたの?」と質問。

この質問に対して、彼女はツイートをした前日の夜に人種差別的な対応を受けたことを明かしている。


「ぶっちゃけ、あらゆる駐車場で(人種差別的対応を)受ける。私達はもううんざり」というツイートに続き、「昨晩、(人種差別的な)攻撃を受けた」と投稿した。

しかし、彼女はエスカレートすることなく、その場を乗り切ったようで、その時の心情をツイートしている。


「私は、今までこういう状況で殺されてしまった人々のことを考えた。私は泣きたくなった。だから、私は何もしてない」と悔しさをにじませた彼女は、当時一緒にいた男性に対し、「私と一緒にいた男性にもシャウトを贈るわ。(彼は)その場をエスカレートしないようにしてくれた。奴らは本当にバカだったから」と感謝を示した。

アメリカという国と人種差別は切っても切り離せない問題だが、差別を無くすことはもはや不可能なのだろうか。今回、Rico Nastyは大人の対応を見せたが、泣く泣くやり返すのを我慢した彼女の気持ちを考えると、非常にやりきれない気持ちになる。身の安全が第一であるのは間違いないのだが、何か手段は無いものかと考えてしまうのが正直なところだ。

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