Chance The Rapperが新作への批判に対し「みんなに死ねと思われてるような気がする」と明かす

先日、待望の1stアルバム『The Big Day』をリリースしファンを大いに喜ばせたChance The Rapper。公私ともに絶好調にあるはずの彼だが、心の内に苦しみを抱えているようだ。

今週月曜日、Chance The Rapperは自身のTwitterにて「みんなが俺に自殺するよう求めているような、そんなおかしな感情を抱えている」とツイート。続けて「俺のバイブスじゃないけど、圧を感じるんだ。それ以上に、何人かは俺が恥ずかしいと思うことを望んでいるように感じる」としている。

これだけで彼の真意を理解することは難しいが、Chanceは続くツイートにて「恥はヘビーだよ。一度誇りに思ったことを恥ずかしく思うことはもっとヘビーだ」「奇妙なのは、音楽は俺の毎日に最も影響を与えるものなんだ。俺をどちらの感情にすることも出来る。それは俺にとって生々しいことだ。他の人は音楽を燃料にしていることも確かだし」としており、どうやらアルバム『The Big Day』に対し自分でも複雑な感情を抱えていることを仄めかしている。

しかし同作によって勇気付けられたファンもいたこと、そしてTwitterで自らの気持ちを吐き出したかったと語った上で、最後に妻への愛を語ってツイートを締めくくった。

XXLによるとChance The Rapperの一連のツイートは『The Big Day』が「妻のことしか話していない」との批判を一部のファンから浴びせられていることにあるようで、中には「これがChanceの新作の内容」として「俺は妻を愛してる」と連呼する動画を投稿し彼を揶揄したTwitterユーザーもいる。

満を辞して世に出した自身の1stアルバムが批判を浴びたことでChanceの心も傷ついてしまったのだろうが、内容自体は今までの彼の色を存分に出しリスナーを十分に満足させるものだったはず。『The Big Day』を経た彼が次に出す作品はどのような内容になるのかが気になるところだ。

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