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A$AP Rockyが暴行事件の裁判にて「男につけられて恐怖を感じた」と証言
スウェーデンで一般人二人と乱闘騒ぎを起こし、一ヶ月弱に渡って勾留され続けているA$AP Rocky。今回、現在行われている裁判での彼の証言が公開された。
XXLによると、今週木曜日に行われた公聴会でA$AP Rockyは「あの男たちの態度はとても奇妙で、何がしたいのか分からなかった。俺たちにとっては怖いものだった。彼らが何かのドラッグを使っているとしか考えられなかった」と、事件のきっかけになった一般人二人の迷惑行為に対し恐怖を感じたことを明かしたという。男たちはA$AP Rockyらを執拗につけまわした挙句、セキュリティをヘッドホンで殴打し通りすがりの女性の臀部を触るなどの行為に及んだことが動画によって分かっているが、確かにドラッグでハイになっているような様子を見せている。
他にも「俺たちは問題を起こしたくなかったし、ビーフも望んでいなかった」と当初は暴力を振るう意図はなかったことを語り、暴行はあくまで自衛のためであったことを主張。散歩していたところを男二人につけられ、セキュリティが彼らに去るように言ったところ、腹を立てた彼らによって嫌がらせを受けたと状況を説明している。
検察はA$AP Rockyとクルーが男たちを瓶で殴ったと告発しており、Rocky自身も瓶で殴ったことは否定しながらも騒動の際に瓶を所持していたことを認めている。彼が瓶を武器として使用したか否か、というポイントが裁判の争点となっているようだ。
トランプ大統領が解放を要求するためにスウェーデンに使節を送るなど、当初は誰も予想出来なかったほどの大問題に発展したA$AP Rockyの事件。どうか彼が無事にアーティスト活動を再開出来るよう祈るばかりである。