スーパーマーケットにDJコントローラーを持ち込みパーティをしたYouTuberが有罪判決を受ける

法律では禁止されていながらも、音楽を愛してやまない人々が違法にパーティやレイヴを開催することがある。それらの違法レイヴは独特なカルチャーを形成してきたが、中には人々や音楽へのリスペクトが欠けた迷惑な事例もあるようだ。

イギリスのYouTuberであるDiscoboy(本名Lee Marshall)は、仲間複数人を引き連れてスーパーマーケット「TESCO」にポータブルDJコントローラーとスピーカーを持ち込み、爆音でダンスミュージックを流す動画をYouTubeに投稿。タイトルは「DISCOBOY MEETS THE MOST ANGRY SUPERMARKET SECURITY EVER * he went mental *(史上一番怒ってるスーパーマーケットのセキュリティに会ったよ。彼はブチ切れてる)」となっている。

動画の中盤頃より、Discoboyはサングラスにタンクトップと水着姿で大勢の仲間と共にTESCOに突入。EDMやドラムンベースを爆音で流したものの即座にセキュリティに止められ、追い出されている。しかしその後も諦めず別のTESCOに移動し、音楽を流しマイク越しに叫び、カウンターに飛び乗って踊るなどの馬鹿騒ぎを再開するも、先ほどのセキュリティ以上に厳しいセキュリティ複数名に追いかけられ掴み合いに発展。当然警察を呼ばれ、Discoboy一行は抗議するもあっさりと逮捕された。仲間の一人が「この国の法律は馬鹿げてる」と叫んでいるが、今回ばかりは彼らの方が馬鹿げていると言える。

Mixmagの記事によると、その後Discoboyは有罪判決を受け1000ポンド(約14万円)の罰金を命じられたそうだ。しかし、本人は「1000ポンドは払わない。牢屋に行った方が良い」と語っているという。

本当に音楽やパーティが好きな人は彼らのようにスーパーマーケットの客や店員のことを一切考えない迷惑な行動を取るのではなく、違法であろうと合法であろうとある程度人の迷惑や事情を考えながらパーティをするはず。呆れる他無いニュースであった。

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