Discwomanの中心人物UmfangがFACTの名物企画『Against The Clock』に登場

ジェンダーについての問題提起を行いながら活動を続けるニューヨークの注目コレクティブDiscwoman。その中心人物であるUmfangが、10分という時間制限の中でトラックを作るFACTの名物企画『Against The CLock』に登場した。

ハード機材で打ち込みAbleton Liveでエディットするというスタイルを採っているUmfangの使用機材は、BOSSのドラムマシンDR-202とKORGの名機microKORG、ベースシンセx0xb0xの三つが中心。DR-202でアブストラクトなドラムパターンとベースラインを作った後、microKORGとx0xb0xでスペイシーなシンセの音を入れようとしている。

完成した楽曲はシンプルながら不穏でアブストラクトな雰囲気のテクノ。制限時間に追い詰められたのか打ち込みや音色を思うように決められていないように見える場面もあったが、「音数が少ない、シンプルな曲が好き」と語る通りスカスカした独特な楽曲に仕上がっている。

前回の食品まつりa.k.a Foodmanを始めエレクトロシーンの若い個性的なアーティストが続々と出演している『Against the Clock』。果たして次回はどのようなアーティストが登場するのだろうか?

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