小袋成彬による新レーベルASEVERからインドネシアのビートメイカーpxzvcのEP『a fragrance of a bitter taste』がリリース

UKで新レーベル「ASEVER」の始動を発表し注目を集めた、小袋成彬率いる「Tokyo Recordings」。ファーストリリースとなったインドネシアのビートメーカーpxzvcが、EP『a fragrance of a bitter taste』をリリースする。

全6曲収録となる今作は、全曲pxzvc本人によるプロデュース。ミックス及びマスタリングも本人の手によって行われている。リード曲“Verre d'eau”に代表されるようなポストVaporwave の雰囲気を漂わせるビート作品と、同じくインドネシア出身の女性R&BシンガーLucindaやNoniを客演に招いたメロディアスな楽曲群で構成されている。

EPリリースに合わせ“Verre d'eau”のミュージックビデオも公開。pxzvc本人が映画監督の岩井俊二からインスピレーションを受けて制作したという本作は、アーティスト独特のファンタジーや視点、それらを表現する色味やカメラワークなど、随所にユニークさが見られる。

アジアから生まれた新世代のサウンドをサポートするASEVERの存在と、今後の展開が楽しみだ。

INFO

リリース日:3/22(金)
作品タイトル:a fragrance of a bitter taste
アーティスト:pxzvc
レーベル:ASEVER

Spotify:
http://open.spotify.com/album/5oBKgz9KU2NKf25H5qLMbU

Apple Music:
https://itunes.apple.com/us/album/a-fragrance-of-a-bitter-taste-ep/1453693192?ls=1

<Tokyo Recordings>

OBKRとYaffleを中心とした、音楽プロデューサーチーム。2014年に独立系のインディーレーベルとして設立され、レーベル運営とともに数多くの広告音楽や楽曲プロデュースを行う。近作に映画「ナラタージュ」の主題歌の編曲、有安杏果「色えんぴつ」作編曲など。

Tokyo Recordings
http://www.tokyorecordings.com/

<pxzvc>

インドネシア・ジャカルタ在住のビートメーカー/プロデューサー。2018年に発表した楽曲『Bad Idea (feat. Shiloh Dynasty)』が、YouTubeとSoundCloudを起点にインターネット・ミームとなり、約半年足らずでSpotifyで750万再生以上を記録。Post-vaporwave を担う、次世代の注目アーティスト。

Instagram
https://www.instagram.com/pxzvc/

SoundCloud
https://soundcloud.com/pxzvc

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