Southsideがインタビューで「俺は無音でビートを作れる」と豪語
808 Mafiaのドンであり、Young Thug、Future、Kanye Westなどのトラックで知られるプロデューサーのSouthside。そんな彼が、インタビューで格の違いを見せつけるようなセルフボーストを行なっている。
Complexのインタビューに登場したSouthsideは、冒頭の「自己紹介をして、何をやっているのか教えてください」という質問に対して「俺はSouthside。生きている中で最高のプロデューサーの一人だ。ビートで映画を作っている」と回答。初っ端から飛ばしている。続けて「あなたのサウンドはどんな物ですか?」という質問には「一つじゃない。俺とWaka Flocka Flameはラップのサウンドを変えたから、特定のサウンドは持っていないんだ。10から15のサウンドを持ってる。俺はユニークだ。二度と同じものは作らない」と答え、現在のラップシーンの基礎を築いてきた自負を見せた。
更に、「あなたの多様なサウンドに重要なことはなんですか?」と尋ねられた彼は「俺にとってあれは趣味だ。普段はやらないことだったり、自分自身に挑戦することは楽しい。マジで簡単だよ。俺は音が無くたってビートを作れるんだぜ、文字通り」と驚くべき発言をしている。無音でビートを作ることはかなり難しそうだが、それ程までにDAWやプラグイン、音楽そのもののエッセンスを熟知しているということなのだろうか。
SouthsideがFACTの名物企画『Against The Clock』に登場した際には、10分という制限時間の中で僅か6分間というスピードでビートを完成させた上に、フリースタイルでラップまで披露していた。もちろんクオリティは折り紙つきであり、彼の登場回は一部の間で語り草になっている。
自信と実力を兼ね備え、808 Mafiaでトラップのサウンドを確立したSouthsideが「史上最高のプロデューサーの一人」であるのは本当のことなのかもしれない。
Southsideのインタビューの全編はこちらから読むことが出来る。