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ハーバード大学が「卒業式のスピーチにLil Pumpは登壇しない」と公式に回答
先日、ニューアルバム『Harverd Dropout』をリリースしたLil Pumpがハーバード大学の卒業式に登壇しスピーチを行うことに意欲を示しているというニュースが報じられた。所属レーベルであるWarner Bros.からは彼が登壇するというプレスリリースが配布されていたが、今回ハーバード大学が公式にLil Pumpの登場を否定している。
ハーバード大学の広報担当者は、Consequence of Soundに発表した声明文の中で「Lil Pumpはハーバード大学の卒業式に関連するいかなる場面にも登場することはありません。唯一我々が把握しているのは、ハーバード大学のラジオ局であるWHRBが来週木曜日に彼のインタビューを行うことです。ラジオは学生のイベントで、我々が行うものではありません」とコメント。どうやら、Lil Pumpが卒業式に正式な形で招かれることは絶対にないようだ。
Warner Bros.が配布したプレスリリースではあたかも登壇が決定したかのようにコメントしていたLil Pump。彼のスピーチを聞きたがっていたハーバードの学生にとっては残念なニュースだが、その代わりに彼は自身のYouTubeチャンネルにて『Pump University』という動画を投稿し、その中でPump教授として講義を行っている。これで、彼のスピーチを楽しみにしていた学生への救済処置もバッチリである。
ハーバード大学の卒業式でスピーチを行うのはLil Pumpではなく、ドイツのメルケル首相が登壇することが明らかになっている。Lil Pumpほどのインパクトを彼女が卒業式で残すことは絶対になさそうだが、スピーチがLil Pumpのそれよりも有意義なものになることは確かだろう。