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R. Kellyが所持するシカゴのスタジオを手放すことが明らかに
ドキュメンタリー『Surviving R. Kelly』が公開されて以来、過去の性的暴行の数々が明るみに出て窮地に立たされているR. Kelly。音楽業界からの追放を試みる動きが広まる中、彼が所持するスタジオを手放すことになったようだ。
今週水曜日、R. Kellyの弁護士を務めるMelvin SimsとSteven GreenbergがTMZに語ったところによると、R. Kellyのスタジオは建築法に違反しており、そのため市によって労働時間が午後9時までに制限されているという。彼はそのスタジオで”Ignition“や”Step in The Name of Love”などの楽曲を制作してきたが、労働時間の制限によって活動が困難になってしまい、別のスタジオに引っ越すことを試みているそう。
しかし、R. Kellyは現在性的暴行の告発を多くの女性から受けているため、新たなスタジオを購入することは相当に難しくなると見込まれている。今後も今まで通り音楽活動を続けていくのならスタジオを自由に使えることは必須となるが、果たして今の彼にスタジオを売るオーナーは存在するのだろうか。
R. Kellyは現在、性的暴行の被害者の証言をもとにしたFBIの捜査を受けている他、予定されていたツアーのアナウンスもSNSから削除されるなど、活動が本格的に制限されている。彼のキャリアが終わる日は、いよいよ近づいているのかもしれない。