T-Painが観客にビーチボールをぶつけられたことに怒りライブを中断

パーティを盛り上げることに関してはお手の物であるはずのT-Painだが、ライブが上手くいかないこともあるようだ。

先週日曜日、コロラド州デンバーで開催されたB'Nai B'Rith Youth Organization(BBYO)のイベントに出演した T-Pain。大ヒット曲“Bartender”をパフォーマンスしている最中、観客の何者かがステージにビーチボールを投げ入れてしまった。ビーチボールはT-Painに直撃。そのことに腹を立てたT-Painはマイクを投げ出し、曲の途中であるにも関わらずライブを中断、そのままステージを立ち去ってしまった。

これだけではT-Painが些細なことに腹を立てているように見えるが、実際のところライブは最初から良い雰囲気ではなかったのだという。会場に居合わせたある人物が掲示板サイトRedditに書き込んだところによると、観客の中にビーチボールだけでなく様々な物を投げる人々がいたこと、また、T-Painはヘッドライナーではなかったため棒立ちで見ているだけの観客も多く、そもそも不機嫌な状態でライブを行なっていたそう。そこにビーチボールが投げ込まれ、とうとう堪忍袋の緒が切れてしまったのだろう。
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ライブの観客がアーティストの機嫌を良くするよう努める必要は無いだろうが、最低限皆が気持ちよく過ごせるためのマナーは守りたいものだ。

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