1 of 2018 Selected by Spikey John

FNMNLの毎年恒例の年末企画、今年は『1 of 2018』を展開。この企画ではアーティストやDJ、デザイナー、ショップオーナーなど今年を彩った重要人物たちが、個人的に印象的だった出来事、楽曲、映画、本などから1つをチョイスして紹介してもらおうというもの。それぞれのベストなものから中にはワーストなものも飛び出すかもしれない、この企画で2018年を振り返ってみては?

1996年生まれの映像監督のSpikey Johnのチョイスは?

2018年Spikey Johnが注目した若手アーティスト

MaisonDe

コメント

最初に、MaisonDeの存在を知ったのは友達のWILYWNKAからShurkn Papの"Road Trip"を紹介されてからで、僕自身もこの曲でいい作品ができると思いTAKAに繋げて貰ってビデオを撮りました。Road Tripの撮影の時に他のメンバーもいて色んな話をしているうちに仲良くなり、MaisonDe関係では今年4作品監督しています。
去年は多くのラッパーの方々とお仕事させて頂いたのですが今年は自分の方向性や事務所の都合などでお断りする事が多く、2018年を振り返るとMaisonDeに力を入れた年だったなと思います。
僕が何故MaisonDeに注目したかと言うと、彼らの人柄や姫路という西の地方都市から仲間と成り上がっていこうとする姿勢などを見てカッコいいな、羨ましいなと思った事、そして皆が僕をリスペクトしてくれる事が素直に嬉しかったからです。勿論MaisonDeの音楽も大好きです。

MaisonDeは間違いなく今年のヒップホップの一つの顔だと思います。
スキルや知名度よりも大事なものを彼らは沢山持っているので来年の活動も楽しみです。

『The MaisonDe』というEPに入っている"Keep Going"という曲がリリックもメロディも良くてオススメです。

2019年の告知

2017年にできなかった事が2018年にはできるようになったりと僕の映像スキルも急成長しまくりで、もっと色んなジャンルの方々とお仕事がしたいので皆さんのご連絡お待ちしています。
現在、映像以外でも僕がCreative Directorで動いている事もあるので2018年楽しみにしていて下さい。

Spikey John

GROUNDRIDDIM所属
映像監督 1996年生まれ

RELATED

【インタビュー】Spikey John | 心に刺さるものを作る

ヒップホップシーンから活動をスタートし、活躍の場所をポップフィールドにも広げているSpikey Johnが今年のSPACE SHOWER MUSIC AWARD 2022のBEST VIDEO DIRECTORを受賞した。

Spikey Johnの主宰レーベル「SPIKEYJOHN」から$MOKE OGのニューシングルとKaine dot CoのEPが同時リリース

2020年よりスタートした映像ディレクターSpikey Johnの主宰するレーベル「NHOJYEKIPS」が自身の名前「SPIKEYJOHN」へとレーベル名をチェンジし本格始動。それに伴い、所属アーティスト$MOKE OGのニューシングル”UNBELIEVABLE”、Kaine dot CoのEP『Portrait』が同時リリースされた。

【インタビュー】Shurkn Pap & Spikey John |“Road Trip”から"ミハエルシューマッハ"

Shurkn PapとSpikey Johnといえば“Road Trip”のミュージックビデオを思い出す人も多いだろう。

MOST POPULAR

【Interview】UKの鬼才The Bugが「俺の感情のピース」と語る新プロジェクト「Sirens」とは

The Bugとして知られるイギリス人アーティストKevin Martinは、これまで主にGod, Techno Animal, The Bug, King Midas Soundとして活動し、変化しながらも、他の誰にも真似できない自らの音楽を貫いてきた、UK及びヨーロッパの音楽界の重要人物である。彼が今回新プロジェクトのSirensという名のショーケースをスタートさせた。彼が「感情のピース」と表現するSirensはどういった音楽なのか、ロンドンでのライブの前日に話を聞いてみた。

【コラム】Childish Gambino - "This Is America" | アメリカからは逃げられない

Childish Gambinoの新曲"This is America"が、大きな話題になっている。『Atlanta』やこれまでもChildish Gambinoのミュージックビデオを多く手がけてきたヒロ・ムライが制作した、同曲のミュージックビデオは公開から3日ですでに3000万回再生を突破している。

Floating Pointsが選ぶ日本産のベストレコードと日本のベストレコード・ショップ

Floating Pointsは昨年11月にリリースした待望のデビュー・アルバム『Elaenia』を引っ提げたワールドツアーを敢行中だ。日本でも10/7の渋谷WWW Xと翌日の朝霧JAMで、評判の高いバンドでのライブセットを披露した。