Meek MillがDrakeとPusha-Tのビーフについて語る
先日、ニューアルバム『Championships』をリリースしたMeek Mill。以前ビーフをしていたDrakeがアルバムに参加していることも話題になったが、そんな彼がPower 105のThe Angie Martinez Showに出演。DrakeとPusha-Tのビーフについて語っている。
「あんなハードすぎるものはないよ。俺はDrakeに会ったときそう言うつもりだよ」と語った彼は続けて、Pusha-TのDrakeの隠し子の存在を暴露など周りの人間までをも巻き込んだビーフについて、「ビーフが生まれる原因を教えてあげようか。『俺らはお前の母親とヤった。お前の父親はネズミ。お前の妹はビッチ。お前のおばあちゃんはコカインをやってる』これがこのゲームが生まれる原因だ。こんなもんなんだよ」とビーフは些細な言い争いから生まれてしまうと発言。
また、Meekはソーシャルメディアの時代である現代において、ヒップホップがいかに冷酷なものであるかについても語った。
「やつらはミームを作り、いろんなたわごとが起こってる。どうすればいいのかわからない。俺は混沌の中にいる。俺は今混乱しているんだ。」と現在のシーンに対し、困惑していることを明かした彼は「そこにルールなんてないし、どんなスタンスをとってもいいし、したいことはなんでもできる。ただ、自分の遺産を受け継ぎ、偉大なものにしないといけない、わかるだろ。俺たちはいくつもの終わりを見ることになる。今から5年後、10年後だ。誰が偉大になれるだろうな」とラッパーとしての苦悩も明らかにしている。
ちなみに、MeekはこのインタビューでJay-ZとBeyonceとの気まずい夕食の思い出のさらなる裏話も暴露。
先日、別のインタビューでは、食事中に“Back to Back”が流れたために、気まずい雰囲気になったと語っていたMeekだが、実はその時かかっていた曲は“Back to Back”ではなく“Jumpman”だったそうだ。
「あれは“Jumpman”だった。でも俺は“Back to Back”だと思ったんだよ。なぜなら、あのビーフは強烈なものだったからな」と自身とDrakeのビーフが強く印象に残っていたせいで曲を勘違いしていたそう。
Meekは気まずい食事の思い出をインタビューで語った際に、Jay-Zにメールを送ってそうなのだが、あれは“Back to Back”ではないと指摘されたとのこと。
「彼は‘俺はプレイリストに“Jumpman”は入れてたけど・・・君と親しくしていたら、俺は(“Back to Back”を)聞かないだろうね」とJay-Zからは返信が返ってきたそうだ。
いずれにせよ、“Jumpman”もDrakeの楽曲であることに変わりはないので、気付いていたとしても気まずくなりそうではある。