Kenny BeatsがマリファナをきっかけにTDEと交流を持ったエピソードを語る
ScHoolboy QやAb-Soulなどの楽曲で知られているプロデューサーのKenny BeatsがTDEの面々と繋がった経緯をポッドキャスト「A Waste of Time」で語っている。
ことの始まりはプロデューサーのRahkと会ったことだったという。「Rahkと会ったとき、ScHoolboy Qがライブとサイン会をスニーカーショップでやってたんだ。それで、『Rahk、誰か知ってる人はいないか?彼らが必要なものを何でも持ってくるぜ』って聞いたら、『あいつらウィードが欲しいみたいだ。持ってこいよ』って言われた。そこに行ったらQが居て、キッズにサインをしてた。誰かが来て、俺を楽屋に連れて行ってくれたんだけど、そこでAb-Soulがチルしててさ。俺はマジでAbのファンだったんだ。リリックを全部覚えてるし、どの曲を誰がプロデュースしたのかも全部知ってた。それで、俺は彼にウィードを渡したんだよ。金なんていらなかった。彼は一番クールだからな。一緒にスモークして話してる内にあいつが『お前、マジで俺を細かく見ててくれてるんだな』って言ってくれた。そして、スニーカーショップを出るときに『ビートが2つ携帯の中にあってさ、ヘッドホンを持ってるんだけど。悪くないと思うから、聴いてくれないか?』って言ったんだ。Abは『もちろん』と言って聴いてくれた。その内の1つがScHoolboy Qの“Party”になって、もう一つがAb-Soul、Q、Mac Millerの“Hunnid Stax”になったんだ」
Rahkと知り合いになって、大麻をAb-Soulに届けたことがKenny BeatsとTDEの出会いのきっかけになったということだ。もちろんKenny Beatsのビートが高クオリティなものだったということもあるだろうが、何よりも大麻を持ってこられたこと、そして彼の熱心さにAb-Soulもほだされたのだろう。チャンスはどこに転がっているか分からないものである。
Kenny Beatsが出演するポッドキャストはこちらから聴くことが出来る。