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Minchanbabyが深淵に沈む感情を歌うEP『都会にまつわるエトセトラ』がリリース | 全曲Mitch MitchelsonがプロデュースでSHACHIが参加
8月にEP『ひとりのテロリズム』をリリースしたばかりのMinchanbabyが、最新EP『都会にまつわるエトセトラ』を金曜日にリリースした。
Cherry BrownやkZm、YDIZZYなどにビートを提供してきたMitch Mitchelsonが全曲プロデュースを手掛けたこの作品では前作『ひとりのテロリズム』から引き続きスムースなフロウでモダンなヒップホップビートを難なく日本語に落とし込むMinchanbabyの卓越したラッパーとしての力を聴くことができる。
それと同時に歌われているテーマはアルバム『たぶん絶対』から続く、孤独さがテーマとなっていて、フラットなテンションで歌われることによって救いのなさが伝わってくるという前代未聞の聴き応えとなっている。
若手のエモラップとは違い表面的なエモーションではなく、深淵に沈む感情を表出させるMinchanbabyの凄みのあるこの2作のEPは必聴だろう。