トランプ大統領を標的にしたマイケル・ムーアの最新作『華氏119』の予告編が解禁
ドキュメンタリー映画監督マイケル・ムーアが、アメリカ合衆国第45代大統領 ドナルド・トランプをターゲットにした最新作『華氏119』。11/2(金)にTOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開される本作の予告編映像が公開となった。
予告編は自身の故郷であるミシガン州の州会議堂に乗り込むマイケル・ムーア監督のシーンからスタート。そして「アメリカこそが最も偉大な国だ」という全米ライフル協会のTシャツを着た親トランプ派の男性や、ネオナチとクー・クラックス・クランの恐ろしい儀式の映像などが挿入され、標的であるトランプ大統領の「私も有色人種を憎むが殺しはしない」という発言などがエコーする。
かたや60年代の政治活動家のマリオ・サビオの最も有名なスピーチ「国が人民を無視し自由を与えないなら、身を呈して止めなければいけない」を皮切りに、反トランプ派として、今年2月に起こったフロリダ州高校銃乱射事件の被害者であり、そして銃規制の訴えの新たなシンボルとなった短く剃り上げた髪が印象的な女子高生エマ・ゴンザレスや今年6月のニューヨーク州の民主党予備選にて大番狂わせで当選した28歳のヒスパニック系アレクサンドリア・オカシオ・コルテスが、このトランプ暗黒時代の“抵抗軍”として登場する。
第43回トロント国際映画祭ドキュメンタリー部門オープニング作品でプレミア上映された本作は大喝采を浴び、マイケル・ムーア監督満を持しての最高傑作との呼び声も上がっており、早速Rotten Tomatoes では100%フレッシュを獲得している。
Info
監督:マイケル・ムーア 『華氏911』 出演: アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ
配給:ギャガ
原題:Fahrenheit11/9/2018/アメリカ/カラー/5.1chデジタル/
©2018 Midwestern Films LLC 2018
11月2日(金) TOHOシネマズ シャンテ他 全国ロードショー