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TDEのプロデューサーSounwaveが初めてKendrick Lamarのラップを聴いた時のことを振り返る
今年ラッパーとして初のピューリッツアー賞を受賞するなど、前人未到の道をいくKendrick Lamar。彼のレーベルTDEのプロデューサーであるSounwaveが、Rollingstoneのインタビューで初めてKendrick Lamarのラップを聴いた時のことを振り返っている。
KendrickとSounwaveが初めて出会ったのは13年前のこと。当時17歳だった彼と当時19歳だったSounwaveはLA郊外のスタジオで出会い、一緒にセッションをすることになったという。
真剣そのものだったというKendrickに対しSounwaveはAaronの1977年の楽曲"Rock and Roll Gangster"をネタにしたビートをプレイしたと振り返っている。ビートを聴いたKendrickはすぐさまブースに飛び込み、ラップをスタートさせた。Sounwaveは「Kendrickが最初の数バースをラップしたあとに、スタジオにいた全員が動きをとめ、彼に見入っていた」と振り返る。2分間ラップしていたKendrickについてSounwaveは「おれがこれまで見た中で最もハングリーな人間だった。おれはビートをプレイするのを止めて彼の名前を聞いた」と評している。
この1年後にKendrickとSounwaveは、TDEの最初のスタジオで再会、お互いまた会えたことを喜んだという。そしてこの日KendrickはTDEのオーディションを受け晴れてメンバーになり、そこからドラマがスタートしたという。