Meek Mill釈放までの軌跡

勾留が続いていたフィラデルフィア出身のラッパーMeek Millがついに昨年11月以来5ヶ月ぶりに出所した。

今回の勾留は元をたどれば10年前の2008年、Meekは違法薬物所持と違法銃器所持の疑いで逮捕された事件が原因。このときMeekは数ヶ月の禁固刑を言い渡され、それと同時に5年間の仮釈放も言い渡された。

5年間の仮釈放期間の間、彼は度重なる保護観察違反をしてしまい、2014年、
裁判所で5ヶ月の禁固刑の判決を受けるものの、裁判官は執行猶予を与えた。

その3年後の2017年、執行猶予中なのにもかかわらず、Meekはセントルイス空港での乱闘騒ぎを起こしたり、ニューヨークで危険運転をしてしまい、ついに刑務所行きになってしまったというわけだ。その裁判で彼は2〜4年の州刑務所への収監を言い渡されている。

この判決に対してはJay Zが怒りを露わにしたのに加え、Meekのファンなども#FreeMeekMill を掲げ、署名運動を行うなど、大きな騒動となったのは記憶に新しい

当時、Meekの刑がこんなに重くなった原因として、裁判官がMeekにBoyz 2 Menの“On Bended Knee”のカバーを提案したところ彼がそれを断ったからというのも話題になった。

このように、大きな話題となったMeek Millの件だが、この度、検事による、裁判官の有罪判決には信憑性がないという主張が認められ釈放という結末を迎えた。
そして、Meekは釈放された日に、地元フィラデルフィアのNBAチーム76ersの試合前のセレモ二ーに登場し、自由の鐘をならした。

その後彼はNBC Nightly Newsに出演し、現在の心情を「俺は自由になったなんて感じてない。この事件で19歳で逮捕されてから、自由になったとは感じたことがない。俺はいま30歳だぜ?」と話している。

長きにわたる裁判に耐え抜き、やっと社会に戻ってきたMeek Mill。まだフィラデルフィアの外には出られないが、楽曲の制作などは行うことができるはずだ。これからの彼に期待したい。

RELATED

Meek Millが新作の制作に関して急がずにじっくりと時間をかけると宣言

昨年の11月にアルバム『Championships』をリリースしたMeek Millが、次のアルバム制作に向けてじっくりと時間を取る事を発表した。そこには彼なりの思惑があるようだ。

Meek Millが他人を撮影した動画をSNSに投稿する行為に苦言を呈する

先日、SNSに疲れInstagramのアカウントを削除したMeek Mill。それから一ヶ月と経たずInstagramアカウントを復活させた彼が、他人を撮影しSNSに投稿する行為に苦言を呈している。

Meek Millが自身のInstagramアカウントを削除

多くの現代人にとってSNS、特にInstagramは無くてはならないものになっていると言えるだろう。しかし、その一方で他人の幸せな瞬間が逐一画面上に映し出されるのに疲弊感を覚える人が多いのも事実だ。Meek Millもその疲弊感を覚える内の1人のようで、ついに自身のInstagramアカウントを削除してしまった。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。