NORIKIYOやGEZANなども出演する映画『大和(カリフォルニア)』が公開決定
黒沢清監督の『トウキョウソナタ』などの助監督を経て、2011年に初長編作品『夜が終わる場所』を発表した宮崎大祐監督による、最新作『大和(カリフォルニア)』が、4/7に新宿K’s cinemaを皮切りに全国順次公開されることになった。
『大和(カリフォルニア)』は神奈川県大和市が舞台。大和市は、戦後米軍基地と共に発展し、厚木基地の住所はカリフォルニア州に属しているのだという都市伝説があるほどだという。
注目女優の韓英恵が演じる主人公で10代のラッパー・長嶋サクラは日本人の母と兄、母の恋人で米兵のアビーに囲まれ、大和市同様に複雑な関係性で育ってきた。
サクラは毎日ラップの練習と喧嘩に明け暮れるが、ある日、アビーの娘・レイがカリフォルニアからやってくる。日米のハーフで、サンフランシスコで生まれ育ったレイ。好きな音楽の話をきっかけにして2人は距離を縮めていくというのがストーリーだ。
同作は世界各地の映画祭に招待され、ニューヨーク・タイムズやハリウッド・リポーター、ヴァラエティと言った海外メディアでも絶賛された。本作は地元出身の人気ラッパーNORIKIYO が本人役でライブを披露しているほか、Cherry Brown、割礼の宍戸幸司、GEZANといったミュージシャンたちが多数参加しているのも見どころだ。
Info
『大和(カリフォルニア)』
監督:宮崎大祐(『夜が終わる場所』監督、『孤独な惑星』脚本)
出演:韓英恵 遠藤新菜 片岡礼子 内村遥 NORIKIYO GEZAN 宍戸幸司(割礼)
撮影:芦澤明子 音響:黄永昌 サウンドデザイン:森永泰弘 プロデューサー:伊達浩太朗
音楽:NORIKIYO Cherry Brown GEZAN 割礼 のっぽのグーニー
配給:boid 2016/DCP/119 分
©DEEP END PICTURES INC.
4/7(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次ロードショー