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Joey Bada$$が自身の音楽について「政治的な音楽ではなくリアルな音楽だ」と語る
NYのラッパーJoey Bada$$が、イギリスのThe Evening Standard紙のインタビューに登場、政治的と評される自身の新作やトランプ、オバマの新旧大統領について舌鋒鋭く語っている。
新作で政治的なテーマを扱っていることについてBada$$は、「おれは政治家じゃないし、なろうとも思っていない。法案を通したり条約締結について話したいわけじゃないんだ。おれは地上にある、明るみに出ている真実について語っているんだ。これがおれの周りで起こっていることさ」と特に政治的なものについて語っているわけじゃないと、自身の立場を表明する。
続けて「すべてのアーティストは自分たちが生きている時代を反映したほうがいい」と話すBada$$は、「おれの音楽は政治的な音楽じゃない、リアルな音楽なんだ」と、自身が生きる現在を反映させただけだということを強調する。
さらにトランプ大統領についてBada$$は、「通俗化したクソ馬鹿がホワイトハウスにいるけど、奴は様々な問題をより悪くしただけだ。彼が問題の原因じゃない」と現在アメリカがかかえている問題は大統領個人の問題というより、構造的な問題だと指摘しこう話す。「おれたちはオバマの時も同じ問題を抱えていた。トランプが唯一の問題だと考えるのはやめよう。インタビュアー全員にトランプのことを聞かれるから、アルバムで奴の名前を言わなければよかったよ」と、Bada$$は自身のアメリカという国に対する考察を締めくくった。