アトランタで大麻所持の罪を軽くする法案が可決 | 2chainzやKiller Mikeなど同市出身のラッパーたちの反応
ジョージア州アトランタで、大麻軽犯罪化法案が満場一致で可決。大麻の所持が軽犯罪扱いになり、刑罰が懲役ではなく罰金のみになるとのこと。それについてアトランタ市出身のラッパー達が反応を示している。
今週月曜日にジョージア州アトランタ市の市議会は、満場一致で大麻軽犯罪化法案を可決。これまでのアトランタ市の法では、1oz(オンス)以下の大麻所持で逮捕されると、6ヶ月の懲役か最大$1000の罰金が課されていた。今回新たに法案が通ったことによって、大麻所持で課される罰は最大$75の違反切符のみになる。
今回この法案を議会に提出した市長のKwanza Hallが、可決されたことについて声明を発表。Hall市長はこの法案によって、アトランタ市内の人種格差が無くなると主張した。アトランタ市民のうちアフリカ系米国人は54%であるが、大麻所持で逮捕された人のうち92%がアフリカ系米国人の黒人。これは変えなければいけないことだとHall市長は語る。
「現在の政策は人々の人生を壊してしまう。家族を引き裂き、学生は奨学金を失い、そして職につけない人々を増やしてしまう。市民の納めた税金を何百万ドルも、大麻違反者を投獄するために無駄に使っている。」と罪の重さと罰が釣り合っていないと述べた。
今回アトランタ市の大麻軽犯罪化法案が可決されたことについて、アトランタ市出身のラッパーたちが反応を示した。
2chainz:「一生背負わなければならないこの馬鹿げた罪から、たくさんの若者を救ってくれる」
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Killer Mikeは可決を喜び、黒人の未来と自由を気にかけてくれた上院議員と市長に感謝を述べる。
合法化されたわけではないが、1oz以内の所持であれば懲役刑では無くなったアトランタ市。先月末Young Thugはアトランタ市で大麻所持で逮捕されている。