NBAスパーズの名コーチ グレッグ・ポポビッチが815ドルの食事代に対し5000ドルのチップを支払う
英語圏のコミュニティサイトRedditにあるユーザーが投稿した、NBAサンアントニオ・スパーズを長年率いている名将グレッグ・ポポビッチが支払ったと思われるレシートの画像が注目を浴びている。
テネシー州のメンフィスにあるワインバーのレシートなのだが、食事代815ドルの会計に対して5000ドルのチップを上乗せして合計5815ドルを支払ったと記載されている。日本ではあまり馴染みのない風習だが、アメリカではレストランなどで会計の際に合計金額の15~20%のチップ代をサービスのお礼として支払うのが一般的である。今回のこの5000ドルという金額は食事代の613%という桁外れのチップ代を支払ったことになる。
これがNBAのスパーズを率いるグレッグ・ポポヴィッチによる支払いだという証拠はないのだが、このめずらしい名前で同姓同名を探すのは難しいことと、レシートに記載されている日付の、次の日に同じメンフィス市でグリズリーズとスパーズの試合があったこと、さらにこのポポヴィッチ監督のサインとレシートのサインが酷似していることを考えると信憑性はだいぶ高い。
そして監督はワイン好きであることでも知られている。
このワインバーのオーナーは、グレッグ・ポポビッチ監督が来店したのかという質問に対して、グレッグ監督本人が来店したとは回答しなかったが、「長らくサンアントニオ(スパーズ)の監督を務めた人は来店したことありますよ」とこっそり答えたらしい。
グレッグ監督はいつも試合中のインタビューを雑に答えたり、記者に対して嫌そうな反応をすることで有名であったが、今回のサービス業に対しての心の広さを見せたことで「良い人」という印象がネット上でついてしまった。これから毎回グレッグ監督は食事をするたびに、多額のチップを払うことを期待されるプレッシャーに悩まされるかもしれない。