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Chance The Rapperが地元シカゴに対するトランプ大統領のツイートに苦言「シカゴを第三世界の国のように話すのはもう飽き飽きだ」
グラミー賞の最優秀新人賞を受賞したChance The Rapperといえば、地元シカゴのためにこれまでも多くの貢献をしてきた。
先般の大統領選挙の時は、投票所へのパレードを行い投票行動を促したり、現在は地元シカゴのアフリカ・アメリカ史博物館の運営委員にも選出され活動を行っている。
そんなChanceがトランプ大統領の地元シカゴについてのツイートに怒りを示した。
ChanceはESPNでNBAシカゴ・ブルズのスター選手ジミー・バトラーとの対談を行った。
If Chicago doesn't fix the horrible "carnage" going on, 228 shootings in 2017 with 42 killings (up 24% from 2016), I will send in the Feds!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2017年1月25日
対談の中でChanceはトランプ大統領の「シカゴは「大虐殺」を解決しなければ、連邦捜査員を送り込むぞ」というツイートに触れた。
「トランプ大統領には教育予算や住宅支援などの政策を実行するためにシカゴに来て欲しい」とChanceは話し、「シカゴを第三世界の国のように話すのにはもう飽き飽きだ。彼のツイートはまるでシカゴと戦争しようと宣言しているようなものだ。僕はそうしたフィルターを通して物事を見られるのはとても嫌だ」とその挑発的な物言いを批判した。
それに対しバトラーも「もしシカゴが暴力的というカテゴリーに入れられ続けるとしたら、変わったとしてもそのように見られ続けるだろう」と一面的な見方を続けても、シカゴの状況は変わらないと指摘した。