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70万円相当の大麻を使って世界初の「吸えるレコード」を作ったバンド
1980年代以降で初めて1000億円ビジネスに再成長したレコード産業に新たなチャレンジを行うバンドが登場した。アメリカのバンドは70万円相当の大麻から「吸えるレコード」を作ろうと悪戦苦闘しているようだ。
フォークとロックとレゲエとブルースとヒップホップが混ざったようなバンドと英紙ガーディアンは評する、バンド
Slightly Stoopidはすでに2枚の大麻から作られたレコードを制作したようだ。
制作のためにバンドは、大麻の成分を抽出し透明な液体状にしたBubble Hashと呼ばれる液体を使用した。
70万円ほど掛かったプロトタイプのレコードは"Dabbington"と名付けられた。マスタリングとレコードプレスに12万円ほどのコストがかかったので、総額80万円を超える制作費になったようだ。
バンドのマネージャーのJon Phillipsは「最初のレコードは、まあまあ許されるくらいの音質だった」と語るが、その音質も長く続かなかったということだ。そして2枚目も音があまりよくなく、ただいま3枚目のレコード制作に取り掛かっている。
市販されることなく、オークションにてチャリティーもしくはアート作品として販売するとのこと。このレコードがDiscogsに掲載される日も近いかも?