Wendy'sのTwitterアカウントが、からかってきたユーザーを逆に煽り倒す
企業の公式Twitterアカウントといえば、自社のPRなどを行い、平静なコミュニケーションに努めるのが普通だろう。逆にユーザーを煽るようなアカウントは中途半端に終わってしまい、いい印象を残すことは少ないが、アメリカのファストフードチェーンWendy'sのアカウントは別のようだ。
事の始まりはWendy'sのアカウントがスローガンである「our beef is way too cool to ever be frozen」(私たちの牛肉はクールすぎて冷凍できません)というツイートをしたのが始まりだ。そこに1人のユーザーが面白がって、「あんたのところの牛肉は全部冷凍だって、みんな知ってるよ。なにジョークを言ってるんだ」と反論、それに対しWendy'sのアカウントは「そう聞いたのなら申し訳ないけど、あなたは間違ってる。1969年の創立以来私たちはフレッシュな牛肉を使用している」と再反論し、その後も「他のチェーンが最高だよ」と煽ってくるそのユーザーに対し、「その店の名前を出さなくていい」と煽り返したところ、そのユーザーはアカウントを消して逃亡してしまった。
そのやりとりを見て、煽ってくる他のユーザーに対してもWendy'sのアカウントは負けじと煽り倒し続けている。
例えば「お前のとこの商品はゴミだよ」と言ってくるユーザーに対しては「いや、お前の意見がな」と言ったり、「近くのマクドナルドはどこにあるの?」と言う者に対してはゴミ箱の画像を送りつけたり、「なんでWendy'sなんかに食べに行くの?」というユーザーに「アカウントを消せ」と言ったり、新年早々暴走気味なアカウント運用を続けている。なお現在同アカウントは2分に1ツイートほど煽ってくるユーザーへのリプライを行っている。
Business Insiderの取材に対し、Wendy'sの担当者は「アカウントはハッキングされていない」と答えている。