culture
パリ名物「愛の南京錠」が難民を救う
去年の夏にパリの愛のシンボルといわれている、橋に掛けられた愛の南京錠が撤去された。パリ市はその撤去した65トンもある南京錠の一部を販売し、それで得られた利益を難民支援団体やチャリティーに寄付するとDAZEDが報じた。
愛の南京錠とはカップルが橋のフェンスに南京錠を掛け、鍵は川に投げ捨てるという、パリ名物の慣習だった。しかし、昨年の夏に橋の安全性から二つの橋に掛かる南京錠が撤去された。
そこで、パリ市の副市長Bruno JulliardはTwitter上で「利益の全てを移民を支援する団体に寄付する」と明かし、誰でも5から10個ほどの南京錠を購入でき、10万ユーロ程度の売り上げが見込めるという。
2014年にパリの文化を守る為に立ち上がった"No Love Locks"というキャンペーンをローンチしたLisa AnselmoはThe Guradianのインタビューで「パリは今回の件で、強力な声明を打ち出した。私は世界中が見習ってくれるのを願っている」とコメントした。(野口耕一)
The Pont des Arts #lovelocks will be sold to benefit #refugees in #Paris. Now that's a REAL expression of love. @Anne_Hidalgo @BrunoJulliard
— NO LOVE LOCKS™ (@NoLoveLocks) 2016年12月5日
Via http://www.dazeddigital.com/artsandculture/article/33952/1/paris-will-sell-bridge-s-love-locks-to-help-refugees