Apple MusicとSpotifyでも非公認のリミックスをストリーム可能に

SoundCloud特有のブートレグリミックスなどのストリーミングは、権利上問題があるとはいえユーザーが自作の楽曲を気軽にアップロードできたり視聴できたりするアマチュアのアーティストにとっては欠かせないサービスだ。今年の初期頃からApple MusicとSpotify内でもデジタル音楽ディストリビューターのDubsetとの協力でにより、そういったメジャーレーベルを通していない非公認楽曲が出現し始めた。

 

Dubsetの最高責任者であるStephen Whiteがプライベートの Facebookで、Anderson .Paakの楽曲"Room in Here (DJ Jazzy Jeff remix)"のリンクと一緒にそのニュース記事をシェアした。同時に彼はSpotifyとApple Music上でもいくつかの楽曲とフィーチャーしたDJミックスを視聴可能となり、ミックスに使われた楽曲のアーティストにもお金が入るようになることを公認した。DubestはMixBankというデータ分析ソフトウェアを使っており、リミックスやDJミックスの原曲を分析しそれぞれの楽曲が使われている始めと終わりのポイントまで突き止める。それによって楽曲使用料がDubset及び、どの著作権保持者へ支払われるべきかが定められる。

今のところはリミックスのショートバージョンしか公開されてないが、Spotifyによるとロングバージョンも近々公開されるらしい。

SoundCloudの長所を取り入れたSpotifyにとって、噂になっていたSoundCloudを買収するというアイデアもあまり意味がなくなってくる。使用料が入るアーティストと自作のリミックスを聞いてもらえるクリエイター、それを聞き放題のユーザーにとってはいい話だが、SoundCloudにとってはあまりいい話ではないかもしれない。(Ibuki Kasai)

Via FACT

related

Apple MusicがDJミックスに使用されている音源を特定し権利者に適切に支払いを行う新システムを開発

Apple MusicがDJミックスで使用されている楽曲の権利者を特定し、全ての権利者に直接支払いができるようにする新システムを開発した。

グローバルな音楽ディストリビューター『SPACE SHOWER FUGA』が誕生

昨日9/1にオランダ/アムステルダムを拠点に業界最先端のディストリビューションシステム、アナリティクスシステム、 印税計算システムなどを提供しているFUGA社とスペー スシャワーネットワークのジョイントベンチャーにより、SPACE SHOWER FUGAが誕生した。

Apple Musicの独占企画『Home Session』が遂に日本で始動|第一弾はSIRUP

Apple Musicが昨年開始し世界各国で話題となっている独占企画『Apple Music Home Session』を、ここ日本においても本日より国内アーティストで始動。第一弾としてSIRUPが登場する。

most popular

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。