Drakeが2016年に作った8つの記録
2016年はラッパーのDrakeにとって、自身の地位を確立した1年になったはずだ。今年リリースしたアルバムの『VIEWS』はリリース前からの執拗ともいえるプロモーション作戦が功を奏し、シングル、"One Dance"と共に様々な記録を塗り替えた。
まずDrakeはSpotifyで最もストリーム再生されたアーティストの記録を持っていたJustin Bieberを追い抜いた。『VIEWS』に収録されている1曲ずつが少なくとも200万再生以上されているとのことだ。
2つ目の記録はビルボードのトップ100シングルチャートに20曲同時にランクインさせたことだ。ストリーミングサービスでの驚異的な再生回数がこの記録を支えているという。
続いてもストリーミングサービス関連だが、『VIEWS』は1週間での最高ストリーミング記録を塗り替え、1週間でなんと収録曲が合計で2億4000万回も再生された。
さらにDrakeは"One Dance"と『VIEWS』を同時にビルボードシングルチャート・アルバムチャート1位に3週連続で送り込み、50centの記録に並んだ。
5つめの記録は偉大な Michael Jacksonが32年前に打ち立てたAmerican Music Awardsの11個の賞のノミネート記録を打ち破り、13賞の候補になったことだ。
Eminemの『The Marshall Mathers LP』がこれまでラップのアルバムでビルボードチャートで最も長い間トップに立った作品(計8週)だったが『VIEWS』は9週間トップに立ちこちらも記録更新となった。
7個目の記録は、USではなくUKでだ。これまでAdelleが"Hello"で持っていた、ストリーミング最高記録を"One Dance"で塗り替えたのだ。
そして最後の8つめは『VIEWS』がApple Musicで史上初めて10億回再生された作品になったことだ。
この勢いだと年末までにDrakeはさらに2~3個他の記録をしてしまいそうで、恋愛以外はDrakeに微笑み続けた年として記憶されるのではないだろうか?