Gucci ManeはYoung Thugの曲を聞かずに2万5000ドルで契約していた
出所後に華々しい活躍を続けているアトランタのトップラッパーGucci Maneが今度は雑誌XXLの表紙を彼が見出したラッパーのYoung Thugとともに飾っている。
表紙とともに受けたインタビューの動画が昨日Youtubeにアップされているが、その中でGucciはYoung Thugとの出会いについて語っている。Young Thugは2013年にGucci Maneが率いる1017 Brick Squad Recordsと契約をし、その年にMixtape『1017 Thug』をリリース、一気にブレイクへの道を登って行った。
Gucciは当時アトランタのラッパーPeewee Longwayと契約を行おうとしていたが、PeeweeがGucciに対してYoung Thugを推薦してきたという。Gucciは当時をこう振り返る。
Peeweeとスタジオに向かおうとしていたときに、PeeweeがYoung Thugともう2人別のラッパーを連れてきていた。Peeweeはおれに『Gucci聞いてくれ、あいつらはおれがラップを始めたときから一緒のやつらで、いけてるんだ。あいつらともサインしてくれ」と言ってきた。だからおれはバッグに入っていた2万5000ドル(約250万円)をThugに渡して契約したんだ。曲は聞いてなかったけどPeeweeの言うことは信頼していたから
その契約が間違ってなかった瞬間はすぐに訪れた。
おれはYoung ScooterともコラボをしたしYoung Dolphともした。ただおれがYoung Thugと一緒になにかをやるかはわからなかった。おれはチャンスを与えただけだった。でも1週間後おれはYoung Thugはスターだってわかったんだ。おれとThugはミュージックビデオを撮ってたんだ。そのときの彼の動きをみて、やつはスターだ、ついに出てきたぜって思ったんだ。そしてそれからおれはYoung Thugにもっとフォーカスするようになったんだ。
さらにGucciはアトランタから登場する新星たちにも言及している。彼は、Lil Yachtyなどの新世代のラッパーたちについては100%理解できているわけではないということを認めつつ、「彼らはクリエイティブでスマートで、自分たちでマーケッティングができる」と新しい世代の天性の才能を認めている。XXLのインタビュー動画は下のプレイヤーで見ることができる。