Beckが新曲"WOW"のメキシカンなリミックスバージョンを公開
"WOW"は、2002年の『シー・チェンジ』ツアーに参加し、最近ではAdeleの"Hello"の共作者としてその名が知られているThe Bird and the BeeのGreg Kurstinをプロデューサーに迎えて制作された。ドリーミンなビートを巧みに織り交ぜるなど、彼の新境地を感じることができる楽曲だ。
今回公開された"WOW (GUAU! Mexican Institute of Sound Remix)"は、メキシコで人気のCamilo Laraによるソロ・プロジェクト、Mexican Institute of Sound(M.I.S)が手がけたリミックス。la banda bastonのMuelas de Galloをフィーチャーするなど、いかにもメキシコらしいフィエスタ気分全開の仕上がりになっている。
さらに、10/21(金)には約2年半振りとなるニュー・アルバムの発売も発表されている。Beckが米ローリング・ストーン誌のインタビューで語ったところによると「ここ数年のライヴ・パフォーマンスで感じたお祭り気分のような喜びに満ちたエネルギー、そして昨年一緒にツアーを回ったザ・ストロークスのようなバンドのエネルギーを吸収した」そうで、"WOW"と同様にGreg Kurstinが今作のプロデューサーも務めており、完成までには実にアルバム3枚分もの楽曲を制作したという。
また同誌によると、今作はヒップホップのループやポップなメロディーを用いた彼の初期作品に近いサウンドが予想され、収録曲には『WOW』をはじめTaylor Swiftとの共演でも話題となった『Dreams』、恋に落ちることを歌ったアップビートな楽曲『Seventh Heaven』、またトーキング・ヘッズ的なダンス・ナンバー『No Distractions』などが含まれる見込みだ。
まだまだベールに包まれたニュー・アルバムだが、まずは『WOW』のM.I.Sリミックスを聞きながら新作を楽しみに待とう。
<Release Info>
タイトル:WOW
レーベル:Hostess
価格: 250円
※リリースは配信のみ
■アルバムINFO:
タイトル:未定
発売日:2016/10/21(金)【世界同時発売】
レーベル: Hostess
価格:2,490円+税
※日本盤はボーナストラック、歌詞対訳、ライナーノーツ付(予定)
トラックリスト:未定