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スケートボードが東京オリンピックから正式種目に。しかしスケーターの反応は...
明日から開催されるリオデジャネイロ・オリンピックを前に、国際オリンピック委員会(IOC)は2020年の東京オリンピックの追加種目を発表した。日本の念願だった野球とソフトボールの復活にあわせて、スケートボードが初めて競技として採用されることになった。しかしすでに一部のスケーターたちから撤回を求める署名活動がスタートしている。
オンライン署名サイトPetition Siteで、IOCに対してスケートボードをオリンピックスポーツとして認識しないように、そしてスケートボードをオリンピックビジネスに使用しないよう署名が始まっている。1万人の署名目標に対し、すでに6500筆をこえる署名が集まっている。
署名の起草者は「スケートボードはスポーツじゃない。わたしたちはスケートボードがオリンピックのプログラムにフィットするよう変えてほしくないし、搾取されるのも求めていない。スケートボードをオリンピックに採用することはスケーターやスケートパークをサポートすることにはならないだろ。」と署名の意図を説明している。
オリンピックがストリートカルチャーを競技としてオリンピック種目に採用することはたびたびカルチャー側から問題視されてきた。スケートボード界はどのような形でオリンピックに対して向き合っていくのか?2020年の東京オリンピックにトップスケーターたちが出場するのかどうかにも注目していきたい。