伊勢丹「みらいの夏ギフト」キャンペーンに注目のショップwaltzが参加
8/3から8/9まで伊勢丹新宿本店で「みらいの夏ギフト」キャンペーンが開催される。これは三越伊勢丹とifs未来研究所がチームを組み、お中元を未来に向けたギフトとして新しい息吹を与えることを目的にスタートしたもので、今回で3回目となる。今年は東京の中目黒でカセットを中心にレコード、VHSなどを展開する注目のショップwaltzも参加するということで、オープニングセレモニーの取材をおこなった。
みらいの夏ギフトとは?
まずオープニングセレモニーでは今回テクノロジー製品のキュレーションを担った、ifs未来研究所の外部研究員である林信行氏がセレクションについてコメント。「人に送って喜ぶ表情が浮かんでくる、魔法のようなテクノロジー製品を選んだ。これまでのテクノロジー製品は自分のために買うものだったが、人に送るためというこれまでにないテクノロジー製品の売り方を提案できれば」とみらいの夏ギフトの狙いを明らかにした
三越伊勢丹の大西社長も「2年前からスタートしたこの企画は未来へ向けて新しい提案をする、百貨店にとって重要なもの。今年はギフト1450型のうち50型が伊勢丹のオリジナル商品で来年に向けてさらにオリジナル商品の割合を増やしていきたい。」と来年に向けての展望も語った。
"みらいの「魔法」を贈ろう"がコンセプトのテクノロジーコーナーでは、SIXが開発した、歌詞がスクリーンに映し出される『Lyric Speaker』が印象的だった。このスピーカーはPokemon Goのティーザー動画の制作に携わるクリエイティブエンゲージメントエージェンシーの「SIX」が開発。毎年テキサスで開催される音楽・映画・インタラクティブの祭典SXSWでも高く評価されている話題のスピーカーだ。
『Lyric Speaker』は透明な本体のスクリーンに歌詞や様々なグラフィックパターンをを表示させることができるインタラクティヴなスピーカーで、浮かび上がる歌詞とともに音楽を楽しむことができる新しいインテリアとなっている。現在三越伊勢丹で先行予約を受付けており9/14以降に順次届けられる。詳細はLyric SpeakerのHPから。
waltzとの注目のコラボレーションコーナー
そして3階では「ISETAN meets waltz Send happy memories」と題し、waltzとのコラボレーションコーナーが展開されている。ここでは昨年夏のオープン以来新しいカルチャーと出会う場として着実にファンを増やしているwaltzの商品と伊勢丹のセレクトしたアイテムを組み合わせ、贈り先に合わせたオジリナルなギフトをカスタムすることができる。
waltzが自店舗でも販売しているカセットテープやレコード、書籍・雑誌と、waltzが伊勢丹の他の売り場からセレクトしたTシャツや小物などのファッションアイテムを組み合わせ、ギフトを自分で「キュレーション」するのは受け取る方はもちろん、贈る方もワクワクする仕組みだ。またショップのディスプレイも懐かしいキオスク風の面出しでノスタルジーを喚起させるものになっている。
企画を担当した伊勢丹の神谷氏は「waltzの商品のここにしかないコンセプトに惹かれた。今回出品しているテープやレコード、雑誌もすべてWaltzのコレクション。そこに伊勢丹のキュレーション力を交えて展開したかった」と取材に対して答えてくれた。
他にも"みらいの羊羹"と題して、とらやとifs未来研究所による和菓子を食べる時間がもっと楽しくなる限定商品や、元週刊プレイボーイの編集長で作家の島地勝彦氏がプロデュースするセレクトショップとの洒脱なコラボギフトなど、16名のインフルエンサーや作り手の想いから生まれた約1,450型のギフトが8/3から8/9日まで伊勢丹新宿本店本館・メンズ館で展開されている。ギフトはオンラインストアでも展開中だ。