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YGのトランプdis曲第2章!G-EazyとMacklemoreをフィーチャーした"FDT part2"を発表
先日アメリカの共和党は正式にドナルド・トランプを大統領候補にすることを決定したが、その翌日ラッパーのYGは白人ラッパーのG-EazyとMacklemoreのヴァースを新たに収録した"FDT part2"を発表した。 YGがNipsey Hussleと共に大統領候補のドナルド・トランプを強烈に批判したトラック"FDT"はトランプ批判のテーマ曲になって全米に広がっている。YGが自身のアルバム『Still Brazy』にこの曲を収録しようとした際、米シークレットサービスが「この曲をアルバムに収録するな」とアドバイスと接触してきたほど、この曲は社会的な力も持っている。またMVの収録際も何百人とエキストラたちが集まってしまい、現地警察と小競り合いが起こった。まさに社会現象とも言えるだろう。
今回フィーチャーされた彼らは白人ラッパーであり、ドナルド・トランプを批判しているのは黒人やメキシカン以外の視点からトランプ批判がなされていることの証明にもなっている。 G-Eazyはドナルド・トランプの娘イヴァンカの名前を出すなど、トランプ・ジョークもすごいが、現在の大統領選挙の状況や警察による黒人射殺事件のこともリリックに織り込まれているので、Rap geniusでリリックもチェックしてほしい。