アンビエントアーティストJulianna BarwickとMary Lattimoreによるダブル・ヘッドライナー公演が渋谷WWWで開催

夢幻のヴォーカル・タペストリーで天空の賛美歌のごとき幻想的な世界を描き出すJulianna Barwickと、流麗なハープとエフェクトで美しく崇高なアンビエント・サウンドをみせるMary Lattimoreによるダブル・ヘッドライナー公演が7月1日に渋谷・WWWにて開催される。

Julianna Barwickは2015年以来2度目、Mary Lattimoreは今回が初来日となる。また、両者はそれぞれのソロ・パフォーマンスに加えてコラボレーション・セットも行うそうだ。

Julianna Barwickは、ブルックリンからLAへと拠点を移し活動している。幼少期に住んでいたルイジアナ州で聖歌隊に参加したことが大きなルーツとなっているという彼女のサウンドは、その多彩なヴォーカルにキーボードやエフェクト交えながらループ・ペダルで多重録音し、幾重にもレイヤードして、崇高で幻想的な世界を描き出す。2006年デビュー作『Sanguine』をセルフ・リリース。その後Dead Oceansへと移籍し、シガー・ロスのプロデューサーとして知られるアレックス・ソマーズを迎え、アイスランドはレイキャヴィークにてレコーディングした2013年の『Nepenthe』でも再びPitchforkのベスト・ニュー・アルバムを獲得し、国内外で話題となる中、2015年には初来日を果たした。また、自身の制作だけでなく、シャロン・ヴァン・エッテンの作品への参加、イクエ・モリとのコラボ作のリリース、オノ・ヨーコ、フィリップ・グラス、フレーミング・リップス等とのライヴ・コラボレーション、レディオヘッドの楽曲リミックスなど、その活動は多岐にわたる。2016年には現時点での最新作となる『Will』をリリース。セルフ・プロデュースにて、ノースカロライナ州アシュビル、ニューヨーク州北部、ポルトガルのリスボンなど、様々な場所でレコーディングし完成させた。その唯一無二のサウンドは引き続き高い評価を得ている。

フィラデルフィア出身で現在はLA在住のハーピストMary Lattimore。ライオン&ヒーリーのコンサート・ハープとエフェクトを駆使して実験的なアンビエント・サウンドをみせる。2013年にDesire Path Recordingsからファースト・アルバム『The Withdrawing Room』をリリースしデビュー。その後サーストン・ムーア、シャロン・ヴァン・エッテン、メグ・ベアード、ジュリア・ホルター、ジャーヴィス・コッカー、カート・ヴァイル、スティーヴ・ガン、エド・アスキュウなど、様々な名だたるアーティストの録音やライヴのサポートを経た他、エスパーズのメンバーが参加した総勢10名によるプロジェクト、The Valerie Projectのメンバーとしての活動や、『Marina Abramovic: The Artist Is Present』のフィルム・スコアを手掛けるなど、その動向には枚挙にいとまがない。2013年3月にはニューヨークのグランドセントラル駅の100年祭にフィーチャーされたニック・ケイヴによるカラフルな馬の作品「Soundsuits」のパフォーマンスのハーピストで出演。翌2014年にはPew Center for Arts & Heritageのフェロー賞(1年に12名のみ)を受賞している。2016年にGhostly Internationalから『At The Dam』をリリースし、2017年には2011年から2016年にかけて暮らしていたフィラデルフィアの家で録音された音源をコンパイルした『Collected Peaces』を発表。その独特のアンビエント・ハープ・サウンドはジャンルの垣根を越えて多くの支持を得ている。その後もリアル・エステイトとツアーを回り、シガー・ロス主催のフェスティヴァル『norður og niður』のストリングス・ステージにも出演を果たし、ヘッドランズ・アートセンターの音楽アワードも受賞した。2018年、『At The Dam』以来となるオリジナル・アルバム『Hundreds of Days』をリリースし、その注目度がさらに高まる中、今回が初の来日となる。

ジャンルの垣根を越え、その才能を多数のミュージシャンから賞賛されているJulianna BarwickとMary Lattimoreによる2組のダブル・ヘッドライナー公演は特別な一夜に違いない。

info

Julianna Barwick & Mary Lattimore
日 程:2019年7月1日(月)
会 場:Shibuya WWW https://www-shibuya.jp/
出 演:Julianna Barwick / Mary Lattimore
時 間:開場18:30 / 開演19:30
料 金:前売¥4,500(税込 / ドリンク代別 / 全自由)
チケット:
◆先行受付
受付期間:4月17日(水)19:00〜4月21日(日)23:59 ※先着
受付URL:https://eplus.jp/juliannabarwick-mary-lattimore/0701/
◆一般発売:4月27日(土)
e+ / ローソンチケット[L:74382]/ チケットぴあ[P:150-223]/ WWW店頭
問い合せ:WWW 03-5458-7685
公演詳細:https://www-shibuya.jp/schedule/011048.php

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