【鼎談】DJ DARUMA & JOMMY & 人見太志 | 更新するテックハウス
現在の東京を代表するヴェニューの1つであるSOUND MUSEUM VISIONで、2/2(土)から新パーティ『EDGE HOUSE』が始動する。DJ DARUMA(PKCZ®)とJOMMYがレジデントを務める『EDGE HOUSE』は、SOUND MUSEUM VISIONの全面バックアップで近年姿を消していた毎週開催のパーティとして行われる。
そんなパーティがフォーカスするサウンドは、2010年代を経てアップデートされてきたハウス/テックハウス。これまでのハウスなどの流れに、ベースミュージックのエッセンスを注入したキャッチーかつパワフルな楽曲が新時代のテックハウスとして世界中のフロアでムーヴメントを巻き起こしているという。
今回レジデントDJであるDJ DARUMA & JOMMYと、パーティを仕掛けるSOUND MUSEUM VISIONの人見太志にも加わってもらい、なぜこのタイミングでハウス/テックハウスにフォーカスするパーティをスタートさせるのかを語ってもらった。
取材・構成 : 和田哲郎
写真 : RYOYA SUZUKI
- 今回、ハウスやテックハウスにフォーカスしたパーティをスタートさせ、しかも毎週土曜日のレギュラーとしてやっていくとお聞きしました。
人見 - 毎週土曜日やっていこうとしてるんですけど、ブッキングの状況だったりとか、流れでちょっとどこまで出来るか分からないですけど。二人は人気DJなんで、毎週毎週抑えられるかどうかも分からないので。
DJ DARUMA - いや抑えてくださいそこは(笑)
人見 - 出来るだけそういう形でやるようにします。90年代は毎週同じパーティを開催するたて帯っていうのが凄くあって、VISIONほどデカくはなかったですけど、ある程度大きな箱でもジャンルを絞った音楽をちゃんと帯でやっていた時代があったので、そういったところに原点回帰する。ただ、今あるようなたて帯のクラブではなくて、内容を一つ作った上で、海外でも活躍してるアーティストたちを招聘しながら東京のシーンと海外のシーンをミックスして見せられるような形を作りたいなって思ってます。
- 最初の話の発端はどのようなものだったんですか?
JOMMY - 僕とDARUMAくんは2年前ぐらいから今の四つ打ちの流れを追っていて。二人で音楽についてのディスカッションをしてるわけじゃないんだけど、でもチョイスする音源は自然とフィットするというか。
DJ DARUMA - あ、この音源俺も買ったわっていうのがね。
JOMMY - やっぱりそうだよね!みたいな感じを経て、DJの現場でもB2Bでフィーリングが合ってくるというか。特に2018年がお互いのDJセットにおける精度がすごい上がってきたと思っていて。その中で『elrow』っていうパーティが東京であって、そこにも出させて貰ったりとか。そういうタイミングで僕らが思い描く方向性を口に出していくことで何となく輪郭が出てきて。そういう時にVISIONの人たちがこういう話を「どうかな」って話して頂いて。
人見 - 口裏合わせをした訳じゃなくて自然発生というか、プレイヤーである種の空気を感じていて僕らも現場でEDM以降ヒップホップをやりながら色んな音楽を試して次の展開を考えてるときに合致したっていう感じなんです。僕ら以外にも仲間はいるんですけど、そういったところの気持ちややりたい方向性が自然にくっついたところで。それが凄く今回面白くて。例えば誰か発起人がいて一人一人集めて、VISONが「やりますよ」って言った訳じゃなくて、たまたま僕らもやろうと思って海外のDJをチョイスしてる中で、二人のプレイを体験していくと「あれ、感じているものが一緒じゃん」ってことで、みんなで一緒に作ろうよって流れになって来てる。
DJ DARUMA - ちょっと補足すると、数年前から「四つ打ちが面白い」ってやっていて。僕たちはヒップホップもトラップも大好きなんですけど、フロアで踊るって所に対してはハウス,テクノ,ディスコなどの四つ打ちに戻っていったのがあって。2018年の初頭ぐらいから、その四つ打ちの方向性が自分たちの中で一本化されてきて「なんなんだろうこの感じ」って思ってたんですね。僕もJOMMYもBeatportで買ってるものが一緒みたいな。それを段々集めていくと「どうやらこれは、テックハウスって呼ばれてるんじゃないか」って風になってきたんですよ。テックハウスの持つ言葉の意味って、3、4年前で言ったらもうちょっとテクノとハウスの間のサウンド感、渋いものであったのが、凄い良い意味でのチャラさとかJOMMYの言うところの「カラフルな感じ」を含めた「テックハウス2.0」、テックハウスの持つ意味がすごく曖昧になったテックハウスというか。
「でもテックハウスつってもテックハウスなのかな」っていうしっくりこない感じはずっとありました。
この間Amine Edge & DANCEっていうフランスのDJをVISIONが呼んだときに僕らもDJやらして頂いて、次の日に色々アテンドしたりしてたんですね。で、Amine Edgeと喋ってたら、Amine Edgeの音もいわゆるハウスをベースにした彼らなりのサウンドなんですけど、「いや、テックハウスだよ俺らがやってること」って、「テックハウス」って言葉をバチーンと言ってて。それが「なるほど、色んな曖昧な線引きを含めて全部テックハウスって認識でヨーロッパとかでは動いてるんだな」っていうのをそこで感じて。それでハッキリしたというか、エレクトロの時のように曖昧さも含めた「テックハウス2.0」の感じが面白いっていうのを現場の人とかオーガナイズチームとかが集まって「ハウス/テックハウス2.0」のパーティをやらないかっていうのが発端なんです。
- 「このパーティはそういうパーティだったな」という体験をしたパーティは2018年でありますか?
DJ DARUMA - 『elrow』じゃない?ビジュアル含めて「なんじゃこりゃ」って。
人見 - 僕はそこにたまたま同席してたというか、うちの会社でマネジメント見てるDJも彼らと一緒に出ていて。たまたま同席してその感じを経験出来たのも何かの縁というか、運ですよね。
DJ DARUMA - 『elrow』って元々インターネット上で気になってて、本場の『elrow』行った人からすると「日本は作り込みが甘かった」って言ってたんですけど。EDM以降は特に日本でアナログな装飾じゃない方向に向かってたじゃないですか。要はLEDを背負うとか、レーザーや照明が凄いとか。そういう感覚にクラブやパーティが進んでいたのを、アナログで装飾を作ったり仮装した人が出てくるっていうあの経験は最近では無かった。2000年くらいのテクノとかトランスとかハウスのパーティの感覚に今の新しいサウンド感を持ち込んでるっていうのが、僕らにとってはフレッシュな体験でした。2018はあのパーティが凄かったですね。
- VISIONも今多いのはヒップホップのパーティですよね。自分でも感じるのが、ヒップホップのパーティやEDM以降なのかもしれないですがフロアに溜まる時間が短くなってるというか。
人見 - ライブが強くなってますよね。もちろんヒット曲は凄くいっぱい出てるんだけど。昔で言うパンクロックなのかな。
- モッシュして、休んでまたモッシュするみたいな。
人見 - 昔と今の違いっていうのが、情報を取るツールをみんなスマートフォンを持っていて、ヒップホップも聴いてれば四つ打ちもみんな聴いてるから、そうやってモッシュしてる子達もこのジャンルを実は聴いてたりしてるんですよね。だからもうやる前からそういう流れも薄々気づいてたりとか。
- じゃあヒップホップとダンスミュージックが対立する概念ではないんですね。
DJ DARUMA - そこは全然ないですね(笑)むしろ好きなんで。でも、EDMに対するカウンターっていうのはシーンとしてあると思います。Carl Coxもインタビューで言ってましたけど、「1、2、3、ハイ、盛り上がってドーン」の繰り返しっていうよりは「そろそろもっと長いグルーヴで踊らない?」っていうのが今回のハウスとかテクノの再興の流れじゃないのかと。
人見 - フェスって、やっぱりどうしても出演時間が1時間とか90分とかだとピークを作り続けなきゃいけないと思うから。Carl Coxとかがフロアのグルーヴを作って、前後のDJがみんなで繋いで一晩を作るって言う流れを原点回帰させたい。
DJ DARUMA - 流れを楽しもうっていうとこですよね。
- この新しいムーブメントにおいて重要なアーティストやレーベルはどういうものですか?
JOMMY - めちゃくちゃある。
DJ DARUMA - 昔からいる人だとGreen Velvetと、彼がやってる「Relief Records」。それからSolardoの「Sola」、Claude Von Strokeの「DIRTYBIRD」、Jamie Jonesの「Hot Creations」あとMark Knightの「Toolroom」あたりが、今みんなチェックしてるレーベルなのかなと思います。1DJとか曲単位で言えばアンセムはめちゃくちゃいっぱいありますけど、レーベルで言ったらその五つがハウス、テックハウスを引っ張ってるかなって。Green Velvet先生は2年くらい前にContactでやってて。僕その時めちゃくちゃ踊れたんですよ。テクノだと思って踊ってたんですけど、今思えばテックハウスなんですよね。「Green Velvetのテクノってこんな感じなんだ」って思ってずっと踊ってて、でも今振り返ってみるとあれは彼なりのテックハウスをやってたんだろうなって。SolardoとかCamelphatも去年のEDC JAPANに来てたりとか。
- いわゆるフェスの方で先に来てるんですね。
JOMMY - でもクラブ単位でその辺のアーティストの来日はまだ少ないかな。
DJ DARUMA - Contactに気づかずPatrick Toppingが来てたりとか、VENTにSkreamが来てたりとか。
人見 - 正直、まだ東京の一般の人の認知度は少ないと思いますね。
DJ DARUMA - 元々ダブステップのDJとして来てたってSolardoのMarkは言ってた。
JOMMY - ヨーロッパで過去にベースミュージックやってた人たちも今テックハウスの流れの最前線にいるんだっていう。
- 東京でそういうパーティがこれまであまり無かったのはどうしてだと思いますか?
DJ DARUMA - そんなにこの流れに興味も無いのかもしれないんですけど、まず同じ感覚でDJしてる人たちがまだ東京にあんまりいないのでは?と感じています。だからそこに興味を持ってやろうとしてるプレイヤーが絶対的に少ないっていうのと、箱側でオーガナイザーさん含めて「これが今普通のこととして世界のフロアで行われている」ってことに気づいて、東京でやろうって人たちが中々居なかったってところじゃないですかね。
人見 - ちょっと違うかもしれないんですけど、東京って2年前まで法律でクラブが取り締まれられていて、それでクラブミュージックがグローバルより遅れたっていうのは感じていて。以前は東京を起点にアジアを周るっていうイメージでしたけど、逆に今は中国・韓国を周るから東京に呼べるっていイメージになってきてて。そう言う意味では海外のアーティストとかシーンの認知度がほんとに低くなっちゃったと言うか。「クラブ」って場所はすごい増えてると思うんですけど、それが海外で認知されてるような「クラブ」なのかっていうとまたちょっと違うのかもしれないですね。
DJ DARUMA - Contactが出来たときは「救世主現る」感はありましたけどね。特に四つ打ちのクラブシーンでContactとVENTは重要。
人見 - 多分VISIONが出来たときがEDMが一番出始めたときで、「EDMってなんぞや」って時期だったんですね。それが出来て8年目に入ってて、また変革期なのかなって気がしてますね。
DJ DARUMA - 元々村田大造さんもYELLOWをやってらっしゃったっていうのがあって、ハウス愛があるのでそこはもう理屈じゃないというか。
人見 - 「クラブ愛」かな。
DJ DARUMA - そうですね。でもちょっとハウスに特化して、理屈よりも聴いて「これだったら一緒にやりたいかも」って箱側の方たちも感じて頂いているのかもしれません。
- どういう人たちに来て欲しいですか?
DJ DARUMA - 僕がよく言ってるのは、EDMとかに接してきた、クラブミュージックをカジュアルに聴いている層っているじゃないですか。ポップミュージックの延長で聴いてるみたいなヘッズたちに来て欲しいですね。凄くマニアックでおしゃれな人たちに来て欲しいっていうよりは、「なんか分かんないけど楽しい」っていう人たちに来て貰いたい。で、その中に壁際ボーイズも存在してて欲しいんです(笑)「よく分かんないけど楽しい」って人たちが大多数を占めてて良いんだけどやってることに芯はある訳で、その芯にちゃんと気づく、「理屈で考えてもこいつらがやってることは正しい」って書き込む壁際ボーイズもその周りに混在して欲しいですね。
JOMMY - 開けたことをやりたい。もちろん週末だし。
DJ DARUMA - 「みんなで楽しもうぜ」っていう音楽、テックハウス2.0的なやつはディープというよりは割とちょっとバカっぽいというか。チャラチャラした部分含めて僕らの提案したい部分ではあるんで。
人見 - 耳に残るサンプリングだったり聞き覚えのあるフレーズだったり、僕らにとっては20年前のリアルタイムの曲だけど今の子にしてみたら凄く新鮮な音なのかなって聴いてて。そのギャップを感じてくれる子が来てくれるといいなって。壁際ボーイズが偉そうに「この声はこのネタだぜ」って説明しますからね(笑)みんなそれでやってきたし。
DJ DARUMA - それもクラブの楽しみ方なんで、全然それで良いと思うんですよね。鳴りが明らかに前のダンスミュージックと変わってて、さっき言ったSolardoもダブステップのプロデューサーだったんですよ。ダブステップってベースとサブベースがブリっと出る音楽じゃないですか。それをハウスに持ち込んでるんですよ。だからVISIONみたいにちゃんと音の環境が整ったところで聴くと、体感が明らかに前のハウスと違うトラップ以降のハウスミュージックなので、反復の気持ち良さプラスベースミュージックの体感の凄さが同時に経験出来るので、現場ならではの面白さとか高揚感があるんです。そこは理屈じゃなくて「なんか知んないけどヤベぇ」っていう風になる。
JOMMY - 今回VISIONの土曜日は箱側と僕ら演者とオーガナイザーとしてLost and Foundのコウスケさん、FLEMMINGのナオキ、ロゴやビジュアル面では全てGUCCIMAZEくん、VJチームとデコレーションチームと1つのプロジェクトチームで動いていて「空間のプロデュースやビジュアル、パーティ自体の見せ方もこだわっていこう」っていうのが今までのパーティとは大きな違いの一つでもあります。ミーティングからかなりエキサイティングです。笑
DJ DARUMA - 多分結構な頻度でやっていくのでどんどんアップグレードされてくかなって。目にクル感じというか。
人見 - 昔ってクラブ行く時、おしゃれもするけど目立ちたかったと思うんですよ。で、クラブの特性に合ったブラックライトで光る何かとか、そういうみんなが共有できるような中にレトロニューというか、昔あった物だけど新しく見せたり最先端の技術を取り入れて見せられたらカッコいいのかなと。
DJ DARUMA - 『elrow』に行ったときも「自分が主役」感がすごいあるって言ってて。DJブース周りが凄いっていうのはずっとあったと思うんですけど、フロア側の装飾にめちゃくちゃ金をかけるってあんまり無い。あの要素は今のフロアに無いものなのかなって。
- 今のパーティだと撮影するためにステージ側が明るいとか工夫はありますけど、フロアにそういう工夫があるっていうのはあまり無いですね。
DJ DARUMA - そうするとフロアで自分を目立たせるっていう感じになっていくのかなって。拡散力もあるでしょうし。
人見 - 2.0だね、そういう所でいうと。クラブっていうものも変わって来てるのかなって思います。法改正前の閉鎖してなきゃいけない空間だった事や、やってることもバレちゃいけなかったし、タイムテーブルも教えちゃいけなかったし。でも今は「誰が何時にやるんだよ」って言えるし。
JOMMY - このタイミングで、同じ志でチームでできることのワクワク感というのがすごいあって、必ずポジティブなパーティーが作れると思っています。
DJ DARUMA - グループラインの盛り上がり方がすごいし、みんな楽しそうに話してるんでこれは始まりとしてはかなりいいなって。
人見 - 多分みんな他の現場ではフラストレーションを抱えていたんだと思うんですよね。僕は箱を運営しているけど、「これで良かったんだっけ?」って思うことをみんな再認識して、新しい気持ちでスタートできると思うんだよね。
DJ DARUMA - 2000年代に新しかったことを今アップデートしてやってみようよとか、過去のレガシーを今少し変えて活用すると新しいってなるんじゃないかっていう提案をみんなでガンガンしていて。でもかといって懐古主義じゃなくて、新しいことがしたいっていうのは共通認識。
- 1980年代にエレクトロが出てきて2000年代に新しく「エレクトロ」という名前がついた音楽があったのと同じ構図ですよね。2000年代にテックハウスって言葉が生まれて、その大体20年後ですもんね。
JOMMY - エレクトロも80年代のものと2000年代のものは全然違うからね。80年代のものを聴いていた人はしっくりこなかったと思うし。
DJ DARUMA - 「ロックじゃん」って。でもサウンドの様式は違うんだけど、80年代のものと2000年代のものは概念的には一緒なんだよね、色んなジャンルのものをブレンドして1つにまとめるってことは。
- 今回のパーティは下の世代のアーティストも一緒にラインナップされていますよね。
JOMMY - それは重要だよね、下の世代と僕らもどんどんコネクトしていかないといけないし、お互いにいい刺激を与えられる関係がパーティを軸に広がればいいかなと。もちろん先輩の世代もそうだし、お客さんも含めて開けたコミュニケーションをやれたら美しいかなと。
DJ DARUMA - 若い世代が入ってこないシーンは健全じゃないし、やっぱり単純にフレッシュなものはみんな好きじゃないですか。特に東京は今は面白いじゃないですか、若い世代がすごいなって思うし。
人見 - 俺らも若い時は情報少ないなりに、新譜のレコードに飛びついてさやってきたけど、今はYouTubeやSNSもあるしリアルタイムでガンガン情報を吸収した上で、東京や渋谷はこういう街だよって掲示できるようになってますよね。
DJ DARUMA - 僕たちは若い勢いを感じるのが好きだし、今の東京のストリートにいる奴らをかっこいいと思ってます。こっちの事はなんとも思ってないかもしれないけど(笑)それでいいと思うし、眼中になくて当然だしね。
- スタートさせる上での一番身近な目標はなんでしょうか?
DJ DARUMA - 勝手に思っているのは2020年まで続けたいということ。とにかく2020年は多くの人が日本を訪れるだろうし、どこで遊ぶってなった時に「ここいけてるじゃん」って普通に楽しんでもらえるような現場を作っておきたい。
人見 - 僕らも一緒ですね。すごい堅い話になっちゃうけど、インバウンドの人たちがきた時に、今の日本のクラブシーンて難しいと思うんですよ。Contactとかは海外のシーンをちゃんと引っ張ってきてると思うんですが、VisionとContactで外国人の来客数が全然違うんですよ。世界から人がきた時に「ああ、これなんだ」って普通に満足できるようなものをやりたい。アメリカ行った時に日本食って書いてあるレストランで全然違うものを食べさせられるんじゃなくて、ちゃんとテックハウスやってるって思ってもらえるような流れにしたいかな。
DJ DARUMA - もしかしたら2020年はテックハウスとは言ってないかもしれないけど、良質なダンスミュージックを提供しているっていうのが『EDGE HOUSE』だって場ができているようにはしておきたいな。変化は激しいから2020年は全然違うものが鳴っているかもしれないですけど。
人見 - 自然にやろうとなったのは2020年のオリンピックが理由かもね。みんな2020年に何をするべきなのかって考えてると思うんですよね。その中で僕らがこれまでやってきたクラブとダンスミュージック認識が合致したんですよね。これを一緒にやろうっていうのは本当にタイミングがよかった。
DJ DARUMA - クラブにしっかりサポートして頂いているのは本当にありがたいことですね。
JOMMYがチョイスするテックハウスな5曲
1. Solardo & Camelphat - "Accelerator"
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テックハウスシーン2大巨頭のSolardoとCamelphatが作る共作トラックはカッコイイに決まってる。
ブリッブリのキックとベースに抜きで入ってくる"Keep you moving”のワードに痺れる。
2. Eli Brown - "Sumatra"
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彼も外れ曲なしのJOMMY的大本命のアーティストEli Brown。ラテンのムードとキックとベースの
アタックは是非ともクラブの現場で体感すべき!!!
3. Will Easton - "Technic"
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2018年夏あたりからテックハウストップランカー達が世界中のパーティにてリリース前にドロップしまくってて、
まだかまだかと日本で待ちわびていた1曲。ブレイクのシンセあけてからの爆発力。
4. Amine Edge & DANCE vs Blaze (Kevin Hedge) - "Lovelee Dae"
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2017年リリースのこちらの曲は去年に初来日したフランス人DJデュオのAmine Edge & DANCEのリエディットもの。
オリジナルはリアルハウス、Blaze ”Lovelee Dae”のマナーを崩さずに素晴らしいセンスでブラッシュアップさせたどの現場でも締めにかけたくなる最高のトラック。
5. Kelis, Freejak - "My Milkshake (Leftwing & Kody Remix)"
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2000年代を代表するR&Bの名曲、Kelisの”Milkshake”を2018年版テックハウスに大胆にリエディット。
この手のハウスバージョンにアップデートしたものは世の中に数多く存在しますが、Leftwing & Kodyのエディットセンスが素晴らしくベースラインの鳴りなど文句なし。
Info
名 称:EDGE HOUSE
会 場:SOUND MUSEUM VISION
住 所:東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビルB1F
料 金:前売り 2,500円、当日 3,000円
▼2019年2月2日(土) 22:00~
出演者:
<GAIA>
Marc Maya (elrow music / Spain)
DJ DARUMA(PKCZ®)&JOMMY
YOSA
CARTOON
KENTACATS & YO4
VJ:VJ MANAMI (SYMBIOSIS Inc.)
Deco : KANOYA PROJECT
<DEEP>
TREKKIE TRAX CREW
hara(HyperJuice)
Allen Mock b2b Herbalistek
Maru feat.Onjuicy
<WHITE>
SHIORIYBRADSHAW
LITTLE DEAD GIRL
DISK NAGATAKI
THE ANTOINETTES
KENCHAN
<D-LOUNGE>
STONEVIBES
いしはまじゅん
Sayaka(Neutron Inc.)
▼2019年2月9日(土) 22:00~
出演者:
<GAIA>
Bastian Bux (elrow music / Spain)
DJ DARUMA(PKCZ®)&JOMMY
CARTOON
KENTACATS
TOMOYA
VJ:VJ MANAMI (SYMBIOSIS Inc.)
Deco : KANOYA PROJECT
<DEEP>
YAMARCHY(DISKO KLUBB)
FAME
TEE
MASATO (KANDYTOWN)
Minnesotah (KANDYTOWN)
<WHITE>
WATAPACHI
Ryuw
MARZY
NABEWALKS
UG GATES
Koshy
Produced by PROPERPEDIGREE
<D-LOUNGE>
Shohei Yamashita
JUN NAKADA
Boiledeggs
▼2019年2月16日(土) 22:00~
出演者:
<GAIA>
Claptone (Germany)
DJ DARUMA(PKCZ®)&JOMMY
CARTOON
VJ:VJ MANAMI (SYMBIOSIS Inc.)
Deco : KANOYA PROJECT
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