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ハウスシーンの新星Ross From FriendsがFlying LotusのレーベルBrainfeederと契約

2018.03.16
FNMNL編集部

Flying LotusのレーベルBrainfeederに、UKのアーティストで新世代ハウスシーンの注目株としても知られるRoss From Friendsが新たに加わり、『Aphelion EP』を4月にリリースすると発表した。

Ross From Friendsは、ヒップホップのサンプリングカルチャーなどをはじめ80年代ユーロビート・ハイエナジー・イタロディスコから影響を受けた、メランコリックなメロディーとロウなビートを併せ持つハウスチューンをリリースしている。

2015年にデビュー後はLobster TherminやMagic Wireなどの人気レーベルからリリースを重ねてきた。

所謂ローファイハウスシーンからキャリアをスタートした彼にとって、Brainfeederとの契約は大きな変化となるのは間違いないだろう。今回の契約について、「Brainfeederとの契約は文字通り一瞬で決まったんだ！Brainfeederは常に先鋭的な音楽を作り続けているレーベルだし、作品がリリースされる度に注目していたよ。僕は今回のリリースで4トラックを入れたんだけど、レーベルを象徴するような刺激的な音作りを心がける一方で、過去の7年間で培ってきたRoss From Friendsとしての音楽を探求できたと思う」と語った。

本日先行解禁された"John Cage"は彼が実験性と楽しさを両立させたトラック。「元々は地元の仲間、ガイと始めたヒップホップのプロジェクトの中で作ったものなんだ。彼がロンドンにいる時は毎回一緒にやっていたね。僕がビートを作って彼がラップをするんだ。自然にお互いの意見が出てくるから2人で制作するのはいつも新鮮だったよ。一人で制作をする時はのめり込んでしまって何をするにも時間がかかるんだけど、ガイと一緒だと数時間で出来るだけ多くのトラックを作ろうと頑張るんだ。イントロで聞こえるのは彼のフリースタイルだよ。」と新曲について語った。