若手ラッパーWifisfuneralがステージからダイブした直後に、観客から殴られ病院送りに

ヒップホップシーンでは現在ステージからのラッパーのダイブが流行しているのは、以前にもお伝えした通りだ。

Lil Uzi Vertのとてつもない高さからのダイブをはじめ、危険知らずのラッパーたちが度胸自慢をするかのようにダイブを行っている。

しかしやはりダイブは危険なものだと認識させられる事件が発生した。

フロリダの若手注目ラッパーの1人でXXLのFreshmen候補にもなっているWifisfuneralは、先日ヒューストンで開催されていたXXXTentacionのライブ中に、ステージからダイブを敢行。ダイブ自体は成功したものの、周りにいた一部の観客たちに取り囲まれ、殴る蹴るの暴行を受け病院送りにされてしまった。

その模様が上記の動画だ。確かに着地後にWifisfuneralが一部の観客から暴行を受けているシーンが収録されている。この暴行によりWifiは病院送りにされてしまったが、誰がWifiに暴行を加えたかはわかっていないという。

XXLが怪我をしたWifiへ取材を行っている。このダイブはWifiによればその日5回目のダイブだったという。暴行されたとき以外のダイブでは客も大盛り上がりとなっており、ファンたちの暖かい愛情を感じたとのことだ。

しかしそうした愛情深いファンの中に数人、危険そうな男たちがいたことをWifiは指摘、5回目のダイブではフロントフリップを行い、思った以上に飛距離が伸びてしまい、その危険な男たちの所までダイブをしてしまい、その男たちから暴行を受けたという。

Wifiは頭を殴られ、10秒間ほど無意識になってしまったと話している。Wifiは入院していたものの、すぐに退院し、再びツアーに復帰した。

 

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