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アカデミー賞助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリはラッパーPrince Aliとして活動していた
前代未聞のハプニングもあった今年のアカデミー賞で、作品賞を受賞した『ムーンライト』。同作でキューバ人ドラッグディーラーの役を演じ、見事に助演男優賞を獲得したのがマハーシャラ・アリだ。アリは今回の受賞でイスラム教徒として初のオスカー獲得という快挙も達成した。
そんなアリはかつてラッパーPrince Aliとして活動、2枚のアルバムをリリースしていたことが判明した。
アリはXXLの取材に対し「ヒップホップは自分の人生に最も大きな影響を与えた」と語っており、以前はブレイクダンスもできたという。
彼は2006年『Corner Ensemble』2007年に『Curb Side Service』という2枚のアルバムで、サンプリングを使用したオーセンティックでオーガニックなサウンドを披露していた。アリのアルバムにはDilated PeoplesのRakka IriscienceやKeith Murrayなども参加している。
アリは「ヒップホップを通して様々な人種の人々が自分のアイデンティティーを発見し表明するチャンスができた」とし、「自分にとってはそれが間違いなく真実だった」とヒップホップが自分に与えた影響を説明している。