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映画『ムーンライト』のサウンドトラックの監督公認のチョップ&スクリューバージョン
昨日開催されたアカデミー賞で、前代未聞のハプニングがありつつも最終的に作品賞を含む3冠を獲得した映画『ムーンライト』。
そのサウンドトラックのSwishahouseによるチョップ&スクリューバージョンのミックステープがリリースされている。しかもこのミックステープ、なんと映画公認のものだというのだ。
『ムーンライト』のオリジナルのサウンドトラックはNicholas Britellの手によるものだが、Britell自身もオリジナルのサウンドトラックにチョップ&スクリューバージョンのテクニックを流用しているとSong ExploderのPodcastで明かしている。「校庭での喧嘩のシーンで"Chiron’s theme"のチョップ&スクリューバージョンが使用されている。チョップ&スクリューされ、ピッチダウンされている」と明かしている。
さらにBritellはMTVに対し、「チョップ&スクリューすることで、曲の中の隠れていたハーモニーやテクスチャーが露わになるのがすばらしいことだ」とこの手法の意義を語った。
Swishahouseによるオフィシャルチョップ&スクリューバージョン『Purple Moonlight』はGoodie Mobの"Cell Therapy" やAretha Franklinの"One Step Ahead"などの映画に使用された曲や、インスパイアされた曲なども収録している。