Kodak BlackとLil Yachtyによる「ブロッコリー」を巡るビーフが勃発
先日釈放されたばかりのフロリダのラッパー、Kodak Blackが自身のスラング"ブロッコリー"を盗用したとして、シンガー/ラッパーのD.R.A.M.と同じくXXL Freshmen 2016に選出されたラッパーLil Yachtyへのクレームを投げつけた。そして、そのクレームにYachtyはリアクションを返している。
D.R.A.M.は今年10月に自身のデビューアルバム『Big Baby D.R.A.M.』をリリースした。そのアルバムに収録されたヒットチューンがYachtyとのコラボ曲"Broccoli"だ。Kodakはこのタイトルが気に入らない様子で、自身のInstagramに「ブロッコリーというスラング(マリファナという意味)は俺のものだ。」と投稿している。
「誰が俺のスラングを使ってラップしてるんだ?お前はブロッコリーを吸うなって言ってんだ。こんな堅物がラップするからもうブロッコリーは吸わないけど、おれはカンタロープを吸う」
Kodakが最初に「ブロッコリー」を使ったのは2014年にリリースされた"No Flockin"での「俺はブロッコリーを吸うけど、ドクターは俺に健康的なキッズだって言ってた」というラインである。
その後、Kodakは自身のInstagramに再度、D.R.A.M.とYachtyへのクレームを投稿している。
Project Babyさん(@kodakblack)が投稿した動画 -
「これ以上ブロッコリーをラップで使うな、その代わりホウレンソウかほかのを吸ってろ。もう二度とブロッコリーを吸うなよ。」
このクレームに対して、D.R.A.M.は未だリアクションを起こしていないが、Yachtyは自身のInstagramで「俺はお前を愛してるんだから、軽蔑しないでくれ。」とKodakへのコメントと一緒にムービーを投稿している。
「俺はライブでブロッコリーをやる時は、いつもKodakにシャウトを送ってるよ。俺はブロッコリーを吸ったことはないし、ウィードにも興味がない。Kodakのことはリスペクトしているし、俺は堅物じゃないよ。」
Yachtyは今年はビーフを仕掛けられることが多かったが、今回のKodakとのビーフにはどこか気の抜けたゆるさがある。ブロッコリーというスラングも既にほかのラッパーにも使われているし、どこか笑えてくる場面もある。今年のビーフはこれで最後となるのか。
Via Complex