SHAKKAZOMBIEのメンバーとしても活躍したオオスミタケシが死去との報
SHAKKAZOMBIEのメンバーとして90年代の日本のラップシーンで活躍し、2000年代以降は自身のブランドを手掛けたデザイナーとして知られるオオスミタケシが敗血症のため死去したとWWDが伝えている。47歳だった。
オオスミは93年にHIDE-BOWIEとTSUTCHIEと共にSHAKKAZOMBIEを結成し、95年にデビューEPをリリースし96年にはメジャーデビューを果たした。同年には伝説的なイベントといわれる『さんピンCAMP』にも出演し、"大怪我"などを披露し、インパクトを残した。
その後2枚のアルバムをリリース後に、2000年にはバンドNORTHERN BRIGHTとのコラボ曲"GET YOURSELF ARRESTED"や、"SO TIGHT,SO DEEP"なども話題となり、2003年には3rdアルバム『THE GOODFELLAZ』 をリリースした。並行して2000年にはHIDE-BOWIEと共にアパレルブランドSWAGGERを始動させ、その後オオスミは2004年にソロでPHENOMENONをスタートし、軌道に乗せるなどブランド運営に軸足を移していった。
2012年には吉井雄一と共にミスター・ジェントルマンをスタートさせ、2016年にはPHENOMENONのデザイナーを退任。昨年は渋谷 PARCOにて復活したWAVEで、自身がキュレーションした企画「RULES by curated by Takeshi Osumi」で大神、スチャダラパー、ライムスター、キミドリの作品を用いたTシャツもリリースするなど、精力的な活動を続けていた。
2/3 12:55追記
ミスター・ジェントルマンのInstagramアカウントでも公式発表があった。「3月の東京ファッションウィークにて、亡くなる直前まで病室にて製作を進めていた2021年秋冬コレクションをオオスミへの追悼の意を込めて発表、また、コレクション発表の数日後には関係者、友人、ファンの皆さまとのお別れの会を予定して」いるということで、詳細は後日発表される。